まろか・る【丸かる/円かる】
[動ラ下二]《「まろがる」とも》丸く固まる。固まって一つになる。「陰陽分れざる時、—・れたること鶏子(とりのこ)のごとく」〈神代紀・上〉 「—・れたる御額髪ひきつくろひ給へど」〈源・朝顔〉
...
まん‐まん【満満】
[ト・タル][文][形動タリ]満ちあふれているさま。満ち満ちているさま。「—と水をたたえたダム」「—たる自信」
むつ【陸奥】
旧国名の一。現在の青森・岩手・宮城・福島の各県と秋田県の一部にあたる。明治元年(1868)陸奥・陸中・陸前・岩代・磐城(いわき)の5国に分割後の陸奥は、現在の青森県と岩手県の一部にあたる。
...
めいめい‐はくはく【明明白白】
《「明白」のそれぞれの字を重ねて意味を強めた語》 [名・形動]はっきりしていて、少しの疑いもないこと。また、そのさま。「—な論理」
[ト・タル][文][形動タリ]
に同じ。「—たる事実」
モスキート‐ノイズ【mosquito noise】
デジタルカメラの静止画像や動画のデジタルデータを圧縮した際、大きな明暗差がある輪郭部分で目立つ画像の乱れ。蚊が群がっているように見えることから、その名が付いた。圧縮のアルゴリズムに離散コサイン変...
もう‐もう【惘惘】
[ト・タル][文][形動タリ]気落ちや気抜けがしてぼんやりするさま。「—としたる浪子の顔を照せり」〈蘆花・不如帰〉
も‐こ【模糊/糢糊】
[ト・タル][文][形動タリ]ぼんやりしているさま。はっきりしないさま。「曖昧(あいまい)—」「余(よ)は—たる功名の念と」〈鴎外・舞姫〉
モアサック【Moissac】
フランス南西部、オクシタニー地方タルヌ‐エ‐ガロンヌ県の町。タルン川とガロンヌ川の合流地点に位置する。ロマネスク様式のタンパン彫刻と回廊の美しさで知られるサンピエール修道院付属教会がある。モワサック。
もうし‐じょう【申(し)条/申(し)状】
1 言い分。主張。「余りに本職を軽蔑した—じゃないか」〈木下尚江・良人の自白〉 2 (申し状) ㋐⇒申文(もうしぶみ)1 ㋑中世、訴訟のときの原告の訴状。目安。もうしぶみ。「いまだ恩賞を給ひたる...
めんもく‐やくじょ【面目躍如】
[ト・タル][文][形動タリ]その人本来の姿が生き生きと現れているさま。「ベテランの—たる演技」