せん‐けん【嬋娟/嬋妍】
[ト・タル][文][形動タリ]容姿のあでやかで美しいさま。「都育ちの—たる手弱女(たおやめ)を」〈太宰・右大臣実朝〉
しょう‐さつ【蕭殺】
[ト・タル][文][形動タリ]もの寂しいさま。特に、秋の末の、草木が枯れてもの寂しいさま。「—として一糸の生気も認めぬ枯色の…芝生は」〈風葉・下士官〉 「君前には—たる気が漂うた」〈菊池寛・忠直...
タラント‐だいせいどう【タラント大聖堂】
《Cattedrale di Taranto》イタリア南部、プーリア州の都市タラントの旧市街にある大聖堂。正式名称はサンカタルド大聖堂。タラントの守護聖人カタルドを祭る。10世紀の創建。11世紀...
たり
[助動][たら|たり|たり|たる|たれ|たれ]《完了の助動詞「つ」の連用形に動詞「あり」の付いた「てあり」の音変化》ラ変以外の動詞、および動詞型活用の助動詞の連用形に付く。 1 動作・作用の継続...
だ・つ
[接尾]《動詞「た(立)つ」の接尾語化したもの》 《動詞五(四)段型活用》名詞や形容詞・形容動詞の語幹などに付いて、そのようなようすを帯びる、そのような状態が現れるという意を表す。「殺気—・つ...
たび‐だ・つ【旅立つ】
[動タ五(四)] 1 ㋐旅に出る。かどでをする。「北海道へ—・つ」 ㋑新しい生活に向けて出発する。かどでをする。「社会人として人生に—・つ」 2 亡くなる。死ぬ。「天国へ—・つ」 3 旅先にいる...
たく‐らく【卓犖】
[名・形動]すぐれて他からぬきんでていること。また、そのさま。「豪邁—にして、…益々家学を弘む」〈田口・日本開化小史〉 「宝祚の護持を致す事、諸寺に—せり」〈太平記・一五〉
[ト・タル][文...
だる・い【怠い/懈い】
[形][文]だる・し[ク]《「たるい」とも》 1 疲れや病気などで、からだを動かすのがおっくうである。かったるい。「高熱で全身が—・い」 2 しまりがない。ゆるい。「縄ガ—・イ」〈和英語林集成〉...
だいちょう‐カタル【大腸カタル】
カタル性の大腸炎。→カタル
だい‐どうじ【大童子】
1 寺院で召し使う童子のうち、上童子の下、中童子の上にある者。「御供に—の大きやかに年ねびたる四十人」〈栄花・初花〉 2 年のたけた童子。年かさの童子。「いただきはげたる—の」〈宇治拾遺・一〉