しっぱり
[副] 1 木の枝などがたわむさま。また、その音を表す語。「柳に雪降りて枝もたはむや—と」〈浄・吉岡染〉 2 手落ちなく十分にするさま。しっかり。「たたみかけて切りつくるを、—と受けとめ」〈浄・...
しな・う【撓う】
[動ワ五(ハ四)] 1 弾力があって、折れずに柔らかに曲がる。たわむ。しなる。「本の重さで棚板が—・う」「よく—・うからだ」 2 従う。順応する。「水に—・うて渡せや渡せ」〈平家・四〉 3 なよ...
しな‐しな
[副](スル) 1 弾力があって、しないたわむさま。「—(と)した柳の枝」 2 動きが、なよなよとしているさま。「—(と)歩く」
[形動] 1 水分を失って張りがなくなるさま。「空梅雨で庭木...
しわ・る【撓る】
[動ラ五(四)]力が加わってしなう。たわむ。「雪の重みで竹が—・る」
じゃら・ける【戯ける】
[動カ下一]たわむれる。ふざける。じゃれる。「若しも—・けたこといわば唯は置かぬ」〈露伴・いさなとり〉
じゃら‐つ・く
[動カ五(四)] 1 小さな金属片などが触れ合ってじゃらじゃら音を立てる。「小銭をポケットで—・かせる」 2 なまめかしい振る舞いをする。男女が、でれでれとじゃれあう。「人の心まかせなるやうに—...
じゃれ‐つ・く【戯れ付く】
[動カ五(四)]子供や動物などがなれて、たわむれまつわりつく。甘えて、ふざけかかる。「子犬が—・く」
じゃ・れる【戯れる】
[動ラ下一][文]じゃ・る[ラ下二]《「ざれる」の音変化》ふざけたわむれる。まつわりついてたわむれる。「子猫がまりに—・れる」
じょう・ける
[動カ下一]《歴史的仮名遣いは未詳》ふざける。たわむれる。「なんだなこの子は、—・けなさんなといふに」〈滑・浮世床・初〉
じょう‐だん【冗談】
[名・形動] 1 遊びでいう言葉。ふざけた内容の話。「—を交わす」「—を真に受ける」 2 たわむれにすること。また、そのさま。いたずら。「—が過ぎる」「—な女どもだ。みんな着物をかぶってくるは」...