たわれ‐ごと【戯れ言】
「たわむれごと」に同じ。
たわれ‐びと【戯れ人】
たわむれる人。浮気者。好色な人。「対の御方いと色めかしう、世の—にいひ思はれ給へるに」〈栄花・さまざまの喜び〉
ちゃちゃ‐く・る【茶茶くる】
[動ラ四] 1 男女がひそかにたわむれる。ちちくる。「あの見るかげもない頼朝と—・りあうて」〈浄・蛭小島武勇問答〉 2 動詞の連用形に付いて、散々…にする意を表す。めちゃくちゃに…する。「うるさ...
ちょう‐ぎ【嘲戯/調戯】
[名](スル)あざけりたわむれること。からかうこと。「もろ人の—は一身に聚(あつ)まる習なり」〈鴎外訳・即興詩人〉
ちょっかい
1 《2から転じて》横合いから、余計な手出しや干渉をすること。また、女性にたわむれに言い寄ること。「友だちの彼女に—をかける」 2 猫が一方の前足で物をかきよせるような所作をすること。 3 腕・...
ちょっかいを出(だ)・す
1 よけいな手出しや干渉をする。「おれのなわ張りに—・すな」 2 女性にたわむれに言い寄る。「人妻に—・す」
ち‐わ【痴話】
愛しあう者どうしがたわむれてする話。むつごと。転じて、情事。
とう【撓】
[音]トウ(タウ)(慣) ドウ(ダウ)(漢) [訓]たわむ たわめる みだす たわむ。たわめる。「屈撓・不撓」
とお・む【撓む】
[動マ四]たわむ。しなう。「沖つ波—・む眉引(まよび)き大舟のゆくらゆくらに面影にもとな見えつつ」〈万・四二二〇〉
とち‐ぐる・う【とち狂う】
[動ワ五(ハ四)]《「どちぐるう」とも》ばかみたいにふざける。ひどくたわむれる。「侯爵令嬢は人もなげに白場四三太郎氏と—・う」〈魯庵・社会百面相〉