た【手】
《「て(手)」の交替形》て。多く、他の語の上に付いて複合語をつくる。「—枕」「—折る」「—なごころ」
た【汰】
[常用漢字] [音]タ(慣) 不要のものを流し去る。良いものと悪いものをより分ける。「沙汰(さた)・淘汰(とうた)」
た【為】
ため。多く格助詞「に」または「の」を伴って用いる。「竜(たつ)の馬(ま)を我(あれ)は求めむあをによし奈良の都に来む人の—に」〈万・八〇八〉
た【田】
耕して稲などを栽培する土地。ふつうは水を引き水稲を栽培する水田をさす。畑に対していう。たんぼ。「—を打つ」
た【誰】
[代]不定称の人代名詞。だれ。たれ。→誰(た)が「—にかも依らむ神の宮人」〈記・下・歌謡〉