だい‐なごん【大納言】
1 律令制で、太政官(だいじょうかん)の次官。大臣に次ぐ官で、正三位相当。大臣とともに政務に参与し、大臣不参のときは代行した。亜槐(あかい)。亜相。おおきものもうすつかさ。 2 明治初期の太政官...
だい‐べん【大弁/大辨】
律令制で、太政官(だいじょうかん)の判官(じょう)である弁官のうち、中弁の上位。従四位上相当。おおともい。→弁官
だいほうどうだいじっきょう【大方等大集経】
大乗経典。60巻。北涼の曇無讖(どんむしん)ら訳。大集部の経典を集めたもの。仏が十方の仏・菩薩(ぼさつ)を集めて大乗の法を説いたもの。大集経(だいじっきょう)。
だい‐ほうへい【大奉幣】
大嘗祭(だいじょうさい)にあたり、伊勢神宮以下、京畿七道の神社に奉る幣帛(へいはく)。大幣。
だじょう‐かん【太政官】
1 明治維新政府の最高官庁。慶応4年(1868)閏4月の政体書により議政官以下七官を置き太政官と総称、翌年の官制改革で民部以下六省を管轄。明治18年(1885)内閣制度の発足に伴い廃止。 2 ⇒...
だじょう‐こう【太上皇】
「太上天皇(だいじょうてんのう)」に同じ。
だじょう‐だいじん【太政大臣】
1 ⇒だいじょうだいじん(太政大臣)1 2 明治新政府の職名。明治4年(1871)設置。太政官の長官で、国政を総轄し、陸・海軍を統帥した。同15年廃止。
だん‐な・い
[形]《「だいじな(大事無)い」の音変化か。近世上方語》大したことはない。支障ない。かまわない。「どしても—・いが、とるにしくはないさかい」〈滑・膝栗毛・七〉
だんな‐でら【檀那寺】
自分の家が帰依して檀家となっている寺。菩提寺(ぼだいじ)。
ちゅう‐しん【忠臣】
1 忠義な臣下。忠義を尽くす家来。 2 准大臣(じゅんだいじん)の異称。