仏(ほとけ)も昔(むかし)は凡夫(ぼんぷ)なり
仏ももとはごく普通の人間であったのだから、修行を積めばだれでも仏となることができるということ。
ほどに【程に】
[接助]《連語「ほどに」から》理由・原因を表す。…ので。…だから。「今日は天気もよい—遊山に行かうと思ふが」〈虎明狂・若菜〉 [補説]中世末、順接確定条件を表す「ば」に代わり、一語の接続助詞と...
ぼり‐や
不当な利益をむさぼる人や店。「金子(かね)と釣替(つりかえ)でなければ議案を通さないという—だから」〈魯庵・社会百面相〉 [補説]「暴利屋」と当てて書く。
まし‐て【況して/増して】
[副] 1 前の場合でさえそうなのだから、この場合はもちろんそうだという気持ちを表す語。なおさら。いわんや。「大人でも大変なのだから、—子供には無理だ」 2 いっそう。さらに。もっと。「瓜食(は...
まぶ・い【眩い】
[形]《「まぶ」の形容詞化。近世語》 1 容貌が美しい。「芸が能(い)いときてゐるに、面が—・いといふもんだから」〈滑・浮世床・初〉 2 仕事などがうまくいく。都合がよい。「どうろくが気をつけれ...
まわり‐どお・い【回り遠い】
[形][文]まはりどほ・し[ク] 1 遠回しでもどかしい。まわりくどい。「僕は—・い物の言いようをするのは厭だから」〈鴎外・灰燼〉 2 遠回りである。「本道は—・し」〈浄・川中島〉
マールブルグ‐びょう【マールブルグ病】
《Marburg disease》ウイルス性出血熱の一つ。1967年にドイツのマールブルクなどでワクチン製造のためウガンダから輸入したアフリカミドリザルを扱った研究者ら31人が発症し、7人が死亡...
みず‐かき【水掻き/蹼】
水鳥・カエル・カモノハシなどにみられる、足指の間にある薄い膜。皮膚のひだから形成されたもので、泳ぐときに水をかく。
昔(むかし)は昔(むかし)今(いま)は今(いま)
昔と今は違うのであるから、昔がこうだから、今もこうあるべきであるというようなことは成り立たない。
むかし‐もの【昔物】
昔、作ったもの。だいぶ以前に流行したもの。「矢張—だから柄合(がらあい)が今と違って締められまいよ」〈魯庵・社会百面相〉