すん‐かん【寸簡】
短い手紙。また、自分の書いた手紙をへりくだっていう語。寸書。
すら‐だに
[連語]《副助詞「すら」+副助詞「だに」》…だって。…でさえ。「物言はぬ四方(よも)のけだもの—も哀れなるかな親の子を思ふ」〈金槐集〉
すりゃ
[接]《「すれば」の音変化》それなら。そうなると。「荒い口をきいたことなし、—私だって、嫌だ、嫌だとはいうものの」〈鏡花・化銀杏〉
すう‐だん【数段】
1 階段の2、3段ないし5、6段。 2 (多く副詞的に用いる)程度にきわだって差があること。数等。「二人の実力には—の開きがある」「前回より—劣る作品」
すぐれ‐て【優れて/勝れて】
[副]特別に。とりわけ。きわだって。「—民主的な憲法」
しん【臣】
[名]君主に仕える人。家来。臣下。「不忠の—」
[代]一人称の人代名詞。家来が主君に対して自分自身をへりくだっていう語。「—の一存でいたしました」
じょく‐ち【辱知】
《知をかたじけなくする意》知り合いであることを、へりくだっていう語。辱交。「—の間柄」
じょく‐ゆう【辱友】
《交誼(こうぎ)を辱(かたじけな)くする友の意》目上の友に対して自分をへりくだっていう語。
じょっ‐こう【辱交】
その人と交際があることをへりくだっていう語。辱知(じょくち)。
じれ‐こ・む【焦れ込む】
[動マ五(四)]ひどくいらだってくる。もどかしくてじれてくる。「要領の得ない話に—・む」