かて
《係助詞「か」に接続助詞「とて」の付いた「かとて」の音変化。関西方言》 [接助]用言、助動詞「た」「ん(打消し)」の終止形や助詞「や」などに付く。 1 逆接の仮定条件を表す。たとえ…しても。「...
か‐とく【寡徳】
身に備わる徳望が少ないこと。自身をへりくだっていうのに用いる。「このような仕儀となりましたのも私の—の致すところです」
か‐めい【下名】
[名]以下に記した氏名。また、その者。
[代]一人称の人代名詞。自分をへりくだっていう語。わたくし。「—は右証書を保管中左の条件を遵守することを誓う」〈谷崎・卍〉
かり‐かり
[副](スル) 1 堅い物をかみ砕いたり引っかいたりするときの軽い音を表す語。「鍋の汚れを—(と)かき落とす」 2 水分や脂肪分がなくて堅く、かむと歯切れのいいさま。「ベーコンを—に焼く」 3 ...
か‐ろ【蝸廬】
蝸牛(かたつむり)の殻のように小さい家。また、自分の家をへりくだっていう語。
かわい・い【可愛い】
[形]《「かわゆい」の音変化。「可愛い」は当て字》 1 小さいもの、弱いものなどに心引かれる気持ちをいだくさま。 ㋐愛情をもって大事にしてやりたい気持ちを覚えるさま。愛すべきである。「—・い孫た...
かん‐きょう【寒郷】
1 貧しく、さびれた村里。 2 自分の故郷、居住地をへりくだっていう語。
かん‐けつ【陥欠】
不備な部分。欠点。「どんな社会だって—のない社会はあるまい」〈漱石・三四郎〉
かん‐けん【管見】
《細い管(くだ)を通して見る意》 1 狭い見識。視野の狭い考え方。「—にとらわれる」 2 自分の知識・見解・意見をへりくだっていう語。
かんし‐もう【監視網】
広い範囲を見落としのないように組織だって監視すること。「—を張る」