むし【虫】
1 人類・獣類・鳥類・魚貝類以外の小動物の総称。特に、昆虫をいう。 2 美しい声で鳴く昆虫。スズムシ・マツムシなど。「—の音(ね)」《季 秋》「鳴く—のただしく置ける間なりけり/万太郎」 3 衣...
む‐そう【夢想】
[名](スル) 1 夢の中で思うこと。夢に見ること。「—だにしない歓迎を受ける」 2 夢のようにあてもないことを想像すること。空想すること。「—家」 3 「無双2」に同じ。 4 夢の中に神仏が現...
む‐そく【無足】
[名・形動ナリ] 1 中・近世、主君に奉公しながら、領地を与えられないこと。また、その人や、そのさま。「—なる人一人も候はで」〈甲陽軍鑑・一三〉 2 むだになること。むだであること。また、そのさ...
無(む)に帰(き)・する
もとの何もない状態にもどる。また、むだになる。「計画そのものが—・する」「長年の努力が—・する」
無(む)に◦する
価値・意義を失わせる。むだにする。「せっかくの好意を—◦する」
無(む)にな・る
何もならなくなる。むだになる。「今までの苦労が—・る」
むへん‐せかい【無辺世界】
1 仏語。無限の世界。虚空のこと。また、限りなく多く存在する仏の世界をいう。 2 あてのない方向。とんでもない方向。「的のあたりにだに近く寄らず、—を射給へるに」〈大鏡・道長上〉
むろうあかめあおやま‐こくていこうえん【室生赤目青山国定公園】
奈良県と三重県にまたがる国定公園。室生火山群・高見山地・青山高原などを含む地域。室生火山群中央部の滝川の渓谷にある赤目四十八滝や名張川支流の青蓮寺(しょうれんじ)川の香落渓(かおちだに)などの景...
め‐か・る【目離る】
[動ラ下二]《「めがる」とも》しだいに会わなくなる。「かくてはべるほどだに御—・れずと思ふを」〈源・須磨〉
め‐ごと【目言】
《古くは「めこと」とも》 1 目で合図すること。〈和英語林集成〉 2 目で見て、口で言うこと。会って直接話すこと。「海山も隔たらなくになにしかも—をだにもここだ乏(とも)しき」〈万・六八九〉