いつか‐は【何時かは】
[副] 1 (「いつか」を強めた気持ちで)将来の事に対する、かなり確かな推量・意志を表す。そのうち、きっと。いずれ必ず。「—社長のいすに座るだろう」「人間は—死ぬものだ」 2 疑問を表す。いつ。...
いつ【何時】
[代]不定称の指示代名詞。 1 時に関して、不定・疑問の意を表す。「—いかなる時も」「—来るのだろう」 2 いつもの時。平常。「—の年よりも初雪が降るのが早かった」
いな‐や【否や】
[名]《名詞「いな」に係助詞「や」の付いた「健在なりや否や」などの「否や」の一語化》 1 不承知。異議。「この段階になれば—はない」 2 承知か不承知かということ。諾否。「—の返事を聞く」 ...
いっ‐しゅつ【逸出】
[名](スル) 1 抜け出ること。逃れ出ること。「失敗の原因はこの領域を無理解に—した事にありはしないだろうか」〈寅彦・浮世絵の曲線〉 2 飛び抜けて優れていること。抜きん出ること。
いま‐どき【今時】
1 今の時世。現代。現今。当世。「—の若い人には好まれまい」「—奇特な人がいたものだ」 2 今ごろ。今時分。「—何の電話だろう」
いく‐よ【幾夜】
1 どれほどの数の夜。「あの夜から—過ぎたのだろう」 2 若干の数の夜。「眠れない夜が—かあった」 3 多くの夜。「騒音が—も続く」
兎(うさぎ)の逆立(さかだ)ち
耳が痛い、弱点を突かれてつらいの意をしゃれていう語。ウサギが逆立ちをすると、長い耳が地面に当たって痛いだろうということから。
ウイル【will】
《「ウィル」とも書く》 1 英語の助動詞の一。未来を予測する際に用いる。…だろう。 2 意志。「リビング—」 3 《「うぃる」と書く》インターネットスラングの一。SNSなどで投稿の末尾に用いて、...
いん‐ねん【因縁】
《「いんえん」の連声(れんじょう)》 1 仏語。物事が生じる直接の力である因と、それを助ける間接の条件である縁。すべての物事はこの二つの働きによって起こると説く。 2 前世から定まった運命。宿命...
いずくん‐ぞ【安んぞ/焉んぞ】
[副]《「いずくにぞ」の音変化》漢文訓読の用語で、あとに推量を伴って反語を表す。どうして…だろうか。「人—常に悪(あし)からむ」〈露伴・二日物語〉