だん‐し【弾指】
[名](スル)《古くは「たんじ」「だんじ」とも》 1 仏語。 ㋐曲げた指の爪を親指の腹にかけて強くはじくこと。許諾・警告・忌避や歓喜などの意を表す所作。 ㋑きわめて短い時間の単位。一万二千弾指を...
だん‐じ【男児】
1 男の子。「—服」⇔女児。 2 成人の男性。また、一人前の男性。「日本—」
だん‐じき【断食】
[名](スル)修行・祈願などの目的で、一定の期間、自発的に食物を断つこと。「—療法」
だんじき‐づき【断食月】
⇒ラマダーン
だんじ‐こ・む【談じ込む】
[動マ五(四)]要求や抗議を強い態度で申し入れる。「補償を当局に—・む」
だんじ‐て【断じて】
[副] 1 何が何でも。必ず。断固として。「—やり遂げてみせる」 2 (あとに打消しの語を伴って)どうしても。決して。「—許せない」
断(だん)じて行(おこな)えば鬼神(きしん)も之(これ)を避(さ)く
《「史記」李斯伝から》断固とした態度で行えば、鬼神でさえその勢いに気(け)おされて避けて行く。決心して断行すれば、どんな困難なことも必ず成功することのたとえ。
だん‐しゅ【断酒】
[名](スル)《古くは「だんじゅ」とも》きっぱりと酒をやめること。禁酒。
だんじゅうろうせっぷくじけん【団十郎切腹事件】
戸板康二の短編推理小説。8代目市川団十郎の謎の自殺をモチーフとする。昭和34年(1959)に「宝石」誌に掲載され、同年、第42回直木賞を受賞。同作を表題作とする作品集は、昭和35年(1960)の...
だんじゅうろう‐ちゃ【団十郎茶】
くすんだ赤茶色。市川団十郎(5世)がこの色の衣装を用いて以来、市川家の伝統色となった。