とけい‐そう【時計草】
トケイソウ科の蔓性(つるせい)の多年草。高さ約4メートル。巻きひげで他に絡みつき、葉は手のひら状に深く裂けている。夏、直径8センチくらいの時計の文字盤に似た花を開く。花びらと萼(がく)は淡紅色か...
とこ‐なつ【常夏】
1 一年中が夏であること。常に夏のような気候であること。「—の国」 2 セキチクの変種。多くの品種があり、花は濃紅色のほか、白色や絞りなど。名は、春から秋にかけて咲きつづけることに由来。《季...
とちば‐にんじん【栃葉人参】
ウコギ科の多年草。日本特産。山地の木の下に生え、高さ約60センチ。葉は手のひら状の複葉で、数枚が輪生する。夏、長い柄を出して淡黄緑色の小花を球状につける。根茎は節があり、漢方で竹節人参(ちくせつ...
とやま‐えび【富山海老】
タラバエビ科の甲殻類。体長17センチくらい。日本海からベーリング海に分布し、特に富山湾に多産。食用。
とらふ‐ずく【虎斑木菟】
フクロウ科の鳥。全長38センチくらい。全身黄褐色で黒斑があり、耳羽が長い。ユーラシアと北アメリカに広く分布。日本では北海道と本州で繁殖し、本州以南で越冬する。
とり‐がい【鳥貝】
ザルガイ科の二枚貝。内湾の泥底にすむ。貝殻は球円形で殻長9センチくらい。殻は薄く、表面は黄褐色の殻皮をかぶり、内面は紫紅色。すし種・干物などにする。《季 春》「三月や伊勢にまた来て—を/澄雄」
とり‐き【取(り)木】
新株を得る方法の一。枝などに傷をつけ、たわめて土中に埋める(伏せ枝法)か、枝の樹皮の一部をはぎとってミズゴケを巻きつける(高取り法)かしておき、根が出たあとで親株から切り離して苗木にする。ゴムノ...
どう‐しょう【洞簫】
1 中国の管楽器。尺八より細い竹の管で、長さ55〜75センチくらい。上に吹き口があり、前面に5個、背面に1個の指孔がある。日本でも清楽や歌舞伎下座音楽などに用いられる。簫。 2 一節切(ひとよぎ...
どう‐らく【道楽】
1 本業以外のことに熱中して楽しむこと。趣味として楽しむこと。また、その楽しみ。「食い—」「着—」 2 酒色・ばくちなどにふけること。また、その人。「—で身をもちくずす」「—息子」
ど‐かい【土塊】
土のかたまり。つちくれ。