ちっそ‐きが【窒素飢餓】
作物の生育障害の一。有機肥料を与え過ぎた場合に、土壌中の微生物の活動が盛んになり、必須元素である窒素が消費されることによって生じる。窒素欠乏。
ちっ‐そく【窒息】
[名](スル)息がつまること。呼吸ができなくなること。二酸化炭素と酸素との交換ができなくなる状態。「酸欠で—する」
ちっそく‐がも【窒息鴨】
血抜きをせずに加工した鴨肉。血液が多く含まれ、赤みが強い。
ちっそくせい‐ガス【窒息性ガス】
呼吸を困難にさせる毒ガスの総称。ホスゲン・塩素など。
ちっそ‐けつぼう【窒素欠乏】
⇒窒素飢餓
ちっそ‐こうぎょう【窒素工業】
空気中の窒素を分離・固定して、アンモニア・硝酸・尿素・硝石やアミン・メラミンなどの窒素化合物を合成する工業。
ちっそ‐こてい【窒素固定】
空気中の遊離窒素から窒素化合物をつくること。自然界では根粒菌や藍藻(らんそう)類、土壌細菌のアゾトバクター・クロストリジウムなどが行い、アンモニアやアミノ酸などに還元される。工業的にはアンモニア...
ちっそこてい‐さいきん【窒素固定細菌】
窒素固定を行う細菌の総称。
ちっそ‐さんかぶつ【窒素酸化物】
酸化窒素の総称。ふつう大気汚染物質である一酸化窒素と二酸化窒素の混合物をさす。ノックス(NOx)。
ちっそ‐じゅんかん【窒素循環】
自然界において窒素が巡っている現象。大気中の分子状の窒素が根粒菌・アゾトバクターなどにより硝酸・アンモニアとして固定され、これらが緑色植物に吸収されてたんぱく質や核酸の成分となり、動物に摂取され...