いち‐ぶん【一文】
一つの文章。また、ちょっとした文章。「—を草する」
いち‐べつ【一瞥】
[名](スル)ちらっと見ること。ちょっとだけ見やること。「—をくれる」「—しただけで、それとわかった」
いちまい‐かんばん【一枚看板】
《4が原義》 1 その団体の大立て者。また、大ぜいのなかの中心人物。「劇団の—」 2 人に誇ることができる、ただ一つのもの。「纔(わず)かに実直という点を—にして」〈里見弴・今年竹〉 3 その着...
いち‐もく【一目】
[名](スル) 1 ただちょっと見ること。一見。「—して状況を把握する」 2 ひとめに見渡すこと。一望。「洛陽の平原は—の中に落ちて」〈蘆花・思出の記〉 3 碁盤上の一つの目。また、1個の碁石。...
いち‐もん【一文】
1 銅貨の穴あき銭1枚。銭1枚。→文(もん) 2 わずかな金。ほんのちょっとの金。転じて、安っぽいものの意。「—の値うちもない」 3 一つの文字。「—不通ノ者」〈日葡〉
いちもんじ‐せせり【一文字挵蝶】
セセリチョウ科のチョウ。翅(はね)は開張3.5センチくらい、黒褐色で白点列がある。幼虫は稲の害虫で、葉を巻いて苞(つと)状の巣をつくるため、葉捲虫(はまくりむし)・稲苞虫(いねつとむし)などとよ...
いちもんじ‐ちょう【一文字蝶】
タテハチョウ科のチョウ。翅(はね)は開張6センチくらいで、表面は黒色で白色の帯がある。幼虫はウツギ・スイカズラなどの葉を食べる。屋久島以北に分布。
いちょう【銀杏/公孫樹/鴨脚樹】
1 イチョウ科の裸子植物。一科一種。落葉高木で、高さ約30メートルに達する。葉は扇形で中央に裂け目があり、秋に黄葉する。雌雄異株。春、葉の付け根に、尾のような雄花、柄のある2個の胚珠(はいしゅ)...
いちょう‐あし【銀杏脚】
膳(ぜん)などの、脚の末が広くイチョウの葉の形をしたもの。
いちょう‐いも【銀杏芋】
ナガイモの栽培品種。芋が扁平でイチョウの葉の形をしている。