あお‐むし【青虫】
チョウやガの幼虫のうち、体に長い毛がなく、緑色をしているものの総称。螟蛉(めいれい)。《季 秋》
あおり‐かえし【煽り返し】
芝居の大道具で、張り物を縦に二等分する線を軸に、蝶番(ちょうつがい)で別の張り物を取り付けておき、それを左右に折り返して場面転換などをすること。
あおり‐まど【煽り窓】
窓枠と窓の上框(うわがまち)または下框とを蝶番(ちょうつがい)でつなぎ、外側へ開くようにした窓。
あか‐さんご【赤珊瑚】
サンゴ科の腔腸(こうちょう)動物。群体をなし、赤褐色の扁平な樹枝状で、四国・九州・小笠原などの深海底の岩礁に着生。赤くて硬い骨軸は装飾品の材料にする。
あか‐しじみ【赤小灰蝶】
シジミチョウ科のチョウ。前翅(まえばね)は橙赤(とうせき)色で外縁が黒色。雑木林に多く、夕方飛ぶ。幼虫はコナラ・クヌギなどの新芽や若葉を食べる。
あか‐しんぶん【赤新聞】
扇情的な暴露記事を主とする低俗な新聞。明治中期、大衆紙「万朝報(よろずちょうほう)」が赤みを帯びた用紙で、暴露摘発記事を載せたことによる。→イエロージャーナリズム
あか‐たては【赤蛺蝶】
タテハチョウ科のチョウ。前翅(まえばね)は黒色で、中央に逆「山」字形の赤色の斑紋、上端部に数個の白斑がある。後ろ翅は暗褐色で、外縁に橙赤(とうせき)色の帯がある。
あかぼし‐ごまだら【赤星胡麻斑】
タテハチョウ科のチョウ。ゴマダラチョウに似るがやや大形で、後ろ翅(ばね)に赤い眼状紋がある。東アジアに分布。日本では奄美群島に生息。近年、関東でみられるものは大陸から人為的に持ち込まれたものとみ...
あかもん‐は【赤門派】
雑誌「帝国文学」で活躍した東京大学出身の作家・詩人の一派。高山樗牛(たかやまちょぎゅう)・大町桂月(おおまちけいげつ)ら。
あから‐さま
[形動][文][ナリ] 1 包み隠さず、明らかなさま。また、露骨なさま。「—に非難する」「—な敵意を示す」 2 物事が急に起こるさま。にわかなさま。「嗔猪(いかりゐ)、草中より—に出でて人を逐(...