くだっ‐て【下って/降って】
[接]《「くだりて」の音変化》 1 書簡文やあいさつで、自分のことを述べはじめるときに用いて、謙譲の気持ちを表す語。「—小生無事回復いたしましたのでご安心ください」 2 物事を並べるとき、少し価...
くらあずかり‐きって【蔵預(か)り切手】
江戸時代、各藩の蔵屋敷から発行された米・砂糖など蔵預かり物の保管証書。
くらまい‐きって【蔵米切手】
江戸時代、蔵米の落札人が米商に発行した証書。
けいせいかいしじゅうはって【傾城買四十八手】
洒落本。1冊。山東京伝作・画。寛政2年(1790)刊。客と遊女の恋の手管を会話体で描いたもの。
紺屋(こうや)の明後日(あさって)
紺屋の仕事は天候に左右され仕上がりが遅れがちで、催促されるといつも「あさって」と言い抜けるばかりで、当てにならないこと。約束の期日が当てにならないことのたとえ。
こ‐ぎって【小切手】
銀行に当座預金をしている者が、支払人である銀行にあてて、一定の金額の支払いを委託する一覧払いの有価証券。現金に代わる支払い手段として利用される。
ここ‐を‐もって【是を以て/此処を以て】
[接]《「ここをもちて」の音変化。漢文訓読語から》こういうわけで。それゆえに。「凡そ民間の事業、十に七八は官の関せざるものなし。—世の人心益々其の風になびき」〈福沢・学問のすゝめ〉
コジ‐ファン‐トゥッテ【(イタリア)Così fan tutte】
モーツァルトのイタリア語によるオペラ。全2幕。1790年にウィーンで初演。題名は「女はみんなこうしたもの」を意味する。ダ=ポンテの台本による喜劇。18世紀のナポリを舞台に、二人の青年士官がそれぞ...
こぞっ‐て【挙って】
[副]《「こぞりて」の音変化》一人も残らず。全員で。「村中が—祭りを楽しむ」
こっ‐て
[連語]《「ことで」の音変化》相手に対する同情の意を込めて驚きや感動を表す。「お気の毒な—」