たいい‐ほう【対位法】
1 それぞれ独立した旋律を担う声部を、いくつか同時に組み合わせて楽曲を構築する作曲技法。コントラプンクト。 2 建築・文学・映画などで、二つのまったく対照的な様式・発想などを組み合わせて構成する方法。
たいいつ‐せい【太一星】
1 中国の天文学で、北極星をさす。ただし、古代では、北極星ではなく、小熊座β(ベータ)星が太一2の居所と考えられた。 2 陰陽道(おんようどう)で、北天を運行して兵乱・禍災・生死をつかさどるという星。
そう‐ろく【僧録】
五山・十刹(じっせつ)以下の禅宗寺院の管理と、その人事をつかさどった僧職。天授5=康暦元年(1379)足利義満により相国寺の春屋妙葩(しゅんおくみょうは)が任じられて以来、代々鹿苑院の院主が任じ...
そう‐べつ【層別】
[名](スル)統計調査などの際に、対象となる母集団を、いくつかの層に分けること。層化。
だい‐しくう【大司空】
古代中国の官名。周代には冬官の長として土木工作をつかさどった。漢代に監察を任とした御史大夫を改称し、大司馬・大司徒とともに三公と称した。後漢以降は司空という。
ぜん‐かん【全巻】
1 ある巻の全体。 2 いくつかの巻からなるものの、全部。全部の巻。「—予約」
せんかた‐な・い【為ん方無い/詮方無い】
[形][文]せんかたな・し[ク] 1 なすべき方法が見つからない。どうしようもない。「—・くあきらめる」「悔やんでも—・いことだ」 2 やりきれない。また、たまらなく悲しい。「御ありさま見奉るに...
ぜんご‐ふかく【前後不覚】
あとさきの区別もつかなくなるほど、正体を失うこと。「—に酔いつぶれる」
せんこう‐とうし【先行投資】
1 現時点では直接の利益に結びつかないが、今後の増益や新展開が期待できるとして行われる投資。「新市場開拓のための—」 2 (比喩的に)今は不要だが、将来役に立つであろう物事に金銭や労力を使うこと...
ぜんてい‐きかん【前庭器官】
内耳にある、平衡をつかさどる器官。前庭中の卵形嚢(のう)・円形嚢、および膜三半規管からなる。