なべ‐とり【鍋取り】
1 つるのない鍋・釜を火から下ろすとき、両手に持って縁をつかむためにわらで作った道具。鍋・釜の下にも敷いた。 2 《形が1に似ているところから》冠の老懸(おいかけ)の異称。
ナバン‐フォート【Navan Fort】
英国、北アイルランド東部の町アーマー西郊にある古代遺跡。直径約30メートルと約40メートルの二つの丘があり、青銅器時代から鉄器時代初期にかけての遺物が見つかっている。アルスター神話における、かつ...
なま‐なか【生中/生半】
[形動][文][ナリ]中途半端なさま。どっちつかず。なまはんか。「—な心得では太刀打ちできない」 [副]そうすることがかえって良い結果とならず、まずいという気持ちを表す。なまじっか。「けれど...
なま‐がくしょう【生学生】
未熟な大学寮の学生。「父が—につかはれ奉りて」〈大鏡・序〉
波(なみ)にも磯(いそ)にもつかぬ心地(ここち)
どっちつかずの、落ち着かない気持ち。「なまじいに一門には離れ給ひぬ、—ぞせられける」〈平家・七〉
ならし【慣らし/馴らし】
1 ならすこと。なれるようにすること。「足—」「—に一矢づつ射て見候はん」〈太平記・一七〉 2 習慣。慣習。しきたり。ならわし。「水はまづすみかはるとも円居(まとゐ)ゐる今日の—はいつか絶ゆべき...
ナラコーテ【Naracoorte】
オーストラリア、南オーストラリア州南東部、ライムストーンコーストにある化石地域。石灰岩質の大地に多くの洞窟があり、フクロライオンや史上最大のカンガルーであるプロコプトドンをはじめ、更新世の哺乳類...
なら
[副助]《断定の助動詞「なり」の未然形から》体言に付く。話題となるものを取り上げて示す。…について言えば。「母—間もなく帰ると思います」 [並助]《近世語》いくつかの事柄を並列して言うのに用...
ナンキン‐ねずみ【南京鼠】
ハツカネズミの飼養白変種。実験用・愛玩用。
なんと‐ぶぎょう【南都奉行】
1 室町幕府の職名。東大寺・興福寺を管理し、また、奈良の市政・訴訟などをつかさどった。 2 江戸時代、奈良奉行の俗称。