つま‐ようじ【爪楊枝】
歯にはさまった物を取ったり、食物を刺したりするための小さい楊枝。こようじ。
つまよねむれ【妻よねむれ】
徳永直の長編小説。昭和21年(1946)から昭和23年(1948)にかけて、「新日本文学」誌に断続的に発表。同年刊行。昭和20年(1945)に死去した妻トシヲの生涯を題材とする。
つまよばらのように【妻よ薔薇のように】
成瀬巳喜男監督による映画の題名。昭和10年(1935)公開。原作は中野実の戯曲「二人妻」。出演、丸山定夫、千葉早智子、英百合子ほか。第12回キネマ旬報ベストテンの日本映画ベストワン作品。
つま‐よ・る【爪縒る】
[動ラ四]矢を指先にのせ、もう一方の手の指先で回しながら、矢柄(やがら)や羽・鏃(やじり)などのぐあいを調べる。「簾の内に、矢を—・る音のするが」〈宇治拾遺・三〉