てい‐か【低下】
[名](スル) 1 低くなること。下がること。「水位が—する」⇔上昇。 2 物事の質や程度が悪くなること。「能率が—する」⇔向上。
てい‐か【低価】
やすい値段。安価。廉価。「—を以て英国に輸入するに由れり」〈中村訳・西国立志編〉
てい‐か【定価】
ある品物について前もって決めてある売り値。「—の一割引」「—販売」
てい‐かい【低回/彽徊】
[名](スル)立ち去りがたいようすで行ったり来たりすること。転じて、いろいろと考えめぐらすこと。「梓は—して歩を転ずる」〈鏡花・湯島詣〉
てい‐かい【停会】
[名](スル) 1 会議を一時中止すること。「議場混乱のため—する」 2 明治憲法下で、天皇の大権によって帝国議会の活動を一時停止したこと。または衆議院解散に伴い、貴族院の議事を停止したこと。 ...
ていかい‐しゅみ【彽徊趣味】
世俗の雑事を避けて、余裕のある気持ちで人生をながめ、東洋的な詩歌の境地に遊ぼうとする態度。夏目漱石が高浜虚子の小説「鶏頭」の序文で提唱した語。→余裕派
ていかいはつ‐こく【低開発国】
⇒開発途上国
てい‐かかく【低価格】
[名・形動]商品の値段が安いこと。以前よりも低い価格であること。また、そのさま。安価。「高速通信を—で提供する」⇔高価格。
ていか‐かずら【定家葛】
キョウチクトウ科の蔓性(つるせい)の常緑樹。山野に自生。茎から気根を出して木や岩にはい上がる。葉は長楕円形で堅い。初夏、香りのある白い花が集まって咲く。花びらは5裂し、のち黄色に変わる。丁字葛(...
ていか‐かなづかい【定家仮名遣い】
鎌倉時代、藤原定家が平安後期の文献をもとに定めた同音の仮名の使い分け。定家の作と伝えられる「下官集(げかんしゅう)」の「嫌文字集」の条に「い」「ひ」「ゐ」、「え」「へ」「ゑ」、「お」「を」を区別...