手(て)が込(こ)・む
手間がかかっている。物事が複雑である。「—・んだ彫り物」「—・んだ手口」
て‐がさ【手傘】
手に持ってさす傘。差し傘。
手(て)が下(さ)が・る
1 腕前が鈍る。「三味線の—・る」 2 字がへたになる。「しばらく筆を持たないとすぐ—・る」 3 飲酒の量が減る。「年をとってすっかり—・った」
て‐かし【手枷/手械/手桎】
《「てがし」とも》「てかせ」に同じ。「行くほどはなはの鎖につながれて思へば悲し—首かし」〈聞書集〉
手(て)がす・く
「手が空(あ)く」に同じ。「仕事が一段落して—・く」
て‐かせ【手枷/手械/手桎】
《「てがせ」とも》 1 囚人などの手にはめてその自由を奪う刑具。てかし。→足枷(あしかせ) 2 思いどおりの行動を妨げるもの。「師弟関係が—になる」
て‐がた【手形】
1 手の形。物についた、手の形の跡。「たたかれた背中に—が残る」 2 てのひらに墨などを塗って、紙などに押した手の形。昔は、文書に押して後日の証拠とした。「力士の—の色紙」 3 一定の金額の支払...
て‐がた・い【手堅い】
[形][文]てがた・し[ク] 1 やり方が堅実で、あぶなげがない。はでな面はないが確実である。「—・い商売」 2 相場が安定して下がる気配がない。 [派生]てがたさ[名]
てがた‐いし【手形石】
神が降臨したしるしに手形をつけて残したといわれる神聖な石。足形を残したものを足跡(あしあと)石という。
てがた‐うけとりにん【手形受取人】
手形金額の支払いを受ける者または受ける者を指図する者として、その名を手形上に記載された者。