いちざ‐いっく【一座一句】
連歌・連句の一巻の中で、一句にしか出してはならない言葉。時代と流派で異なるが、若菜(わかな)・つつじ・虎・狼・鬼・女など。一句物(いっくもの)。
おか・す【侵す】
[動サ五(四)]《「犯す」と同語源》 1 他者の権利・権限などを損なう行為をする。侵害する。「所有権を—・す」「思想の自由を—・してはならない」 2 他国の土地に不法に入り込む。侵入する。侵略す...
一線(いっせん)を越(こ)・える
守るべきことを破る。してはならないことをする。「社会の公器としての—・える」
いたずら‐もの【悪戯者】
1 いたずらをする者。いたずら好き。「手に負えない—」 2 みだらな者。特に、身持ちのよくない女性。「様子や言葉使のみを見て、—だと断定してはならない」〈荷風・濹東綺譚〉 3 「徒人(いたずらび...
己(おのれ)に如(し)かざる者(もの)を友(とも)とする勿(なか)れ
《「論語」学而から》善を求め道を修め、みずからを向上させるためには、自分より劣る者と交わってはならない。
あらぬ‐こと【有らぬ事】
[連語] 1 思いもよらないこと。「—を口走る」 2 あってはならないこと。よからぬこと。「—を想像する」
あら‐ぬ【有らぬ】
[連体]《動詞「あり」の未然形+打消しの助動詞「ず」の連体形から。そうあるはずではない事柄をさしていう》 1 違った。別の。無関係の。「—方向に走り去る」 2 意外な。思いもかけない。「—うわさ...
あられ‐も‐な・い
[形][文]あられもな・し[ク]《動詞「ある」の未然形に可能の助動詞「れる」が付いた「あられる」の名詞形「あられ」に、係助詞「も」、形容詞「ない」が付いてできた語。ありうべくもない、の意》 1 ...
あん‐きょ【安居】
[名](スル) 1 気楽にのんびり暮らすこと。「本国に在りて—なす国民に比して」〈独歩・愛弟通信〉 2 現在の状態に安心していること。「今の繁栄に—してはならない」 3 ⇒あんご(安居)
ある‐まじき【有るまじき】
[連語]《動詞「あり」の連体形+打消し推量の助動詞「まじ」の連体形。連体詞的に用いる》あってはならない。不都合である。とんでもない。「指導者に—振る舞い」