ウオーカー‐じゅんかん【ウオーカー循環】
赤道付近の対流圏にみられる大気大循環。太平洋においては、海水温が高い西部のインドネシア付近で上昇気流となって東進し、東部のペルー沖付近で下降気流となり、海洋上を西進して循環を形成する。南方振動と...
う‐がく【有学】
仏語。仏教の真理を知ってはいても、まだ迷いを完全に断ち切っておらず、学ぶ余地のある者。小乗仏教の四果のうち、最後の阿羅漢果にまだ達していない者。⇔無学。
ウオータープルーフ【waterproof】
防水加工を施してあること。また、そのもの。時計や布地などにいう。電気機器などの防水性能の指標については、ふつうIPXが用いられる。
うき‐い・ず【浮き出づ】
[動ダ下二] 1 形・模様などが、下地や背景から区別されてはっきり見える。浮き出る。「船越の西丘と、対岸の船山の明神の森とは…、夏の夕暮の静かな碧の空の中に—・でていて」〈花袋・野の花〉 2 表...
ウエーブ【wave】
[名](スル)《「ウエイブ」とも》 1 波。波動。 2 電波・音波などの波。「マイクロ—」 3 頭髪などが波打つような形になっていること。また、その波形。「軽く—した前髪」 4 競技場の観客席な...
うき‐だ・す【浮(き)出す】
[動サ五(四)] 1 表面に浮いて出てくる。「漏れた油が水面に—・す」 2 模様・形などが、下地や背景から区別されてはっきり見えてくる。「刺繍(ししゅう)が—・して見える」
ウエザー‐ミニマム【weather minimum】
航空機が安全に飛行場に離着陸できる気象限界。雲底高度と視程の最小値で示される。その値は飛行場、航空機の条件、操縦士の技量により異なる。資格取得後1か月未満の機長に対しては安全のため倍の値が要求さ...
ウーベイン‐ばし【ウーベイン橋】
《U Bein Bridge》ミャンマー中部の町アマラプラのタウンタマン湖にかかる橋。19世紀半ば、インワからアマラプラへの遷都の際に、インワの旧王宮から運んだチーク材のみで建造。全長約1200...
うぐい【鯎/石斑魚】
コイ科の淡水魚。全長約30センチ。うろこは細かく、背部は暗緑褐色、腹部は銀白色。春から初夏の繁殖期には、雌雄とも体側に3本の赤色縦帯の婚姻色を現す。河川や湖にすみ、地方によっては海に入る。食用。...
いん‐やく【隠約】
1 はっきりと見分けがたいこと。「—の中(うち)天理働く至妙の象(しょう)をも朧気(おぼろげ)ながら覗(かいま)見得て」〈露伴・いさなとり〉 2 言葉は簡単でも意味が奥深いこと。また、あからさま...