てん‐じ【点字】
紙面に突起した点を一定の方式で組み合わせて表した、盲人用の一種の表音文字。2行3段計6個の点によって示し、指先で突起に触れて読む。1829年フランスの盲人ルイ=ブライユが考案。日本のものは明治2...
てん‐じ【点耳】
[名](スル)耳に薬液をたらすこと。「—薬」
てん‐じ【篆字】
篆書体の文字。篆文。→篆書
てんじく【天竺】
中国および日本で用いたインドの古称。「後漢書」西域伝に初見。
1 「天竺木綿」の略。 2 そら。天。「此の頃の御有様は、さりとも見たてまつりなば、—へも憧れじ」〈狭衣・一〉 3 接頭語的に...
てんじく‐あおい【天竺葵】
ゼラニウムの別名。
てんじく‐がく【天竺楽】
雅楽の曲目のうち、インド起源のもの。「迦陵頻(かりょうびん)」「安摩(あま)」など、従来は林邑楽(りんゆうがく)とされてきたもの。
てんじく‐だい【天竺鯛】
スズキ目テンジクダイ科の海水魚。全長約10センチ。体は長楕円形で側扁。体色は淡灰色で、10本の灰褐色の横帯がある。目と口が大きく、雄が卵塊を口に含んで保護する。本州中部以南に分布。
てんじくとくべえいこくばなし【天竺徳兵衛韓噺】
歌舞伎狂言。時代物。5幕。4世鶴屋南北作。文化元年(1804)江戸河原崎座初演。天竺徳兵衛の見聞を題材に、徳兵衛を日本国転覆をねらう謀反人として脚色したもの。
てんじく‐ねずみ【天竺鼠】
モルモットの別名。また広く、齧歯(げっし)目テンジクネズミ科に分類されるネズミの総称。南アメリカに分布。
てんじく‐ぼたん【天竺牡丹】
ダリアの別名。