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連語《格助詞「」+係助詞「」+間投助詞「」》
  1. 他から伝え聞くなど、不確かであることを表す。

    1. ㋐文中用法。…とかいう物・事・人・所の意を表す。

      「一言芳談—名づけたる草子を見侍りしに」〈徒然・九八〉

    2. ㋑文末用法。…とかいうことだ。

      「近き世にぼろんじ、梵字漢字など云ひける者、その始めなりける—」〈徒然・一一五〉

  1. 断定を避け、詠嘆の意を添える。

    1. 逆縁(=通リスガリノ縁)ながら弔 (と) ふ—」〈謡・笠卒都婆〉

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