とかい‐てき【都会的】
[形動]都会に見られるような傾向を持っているさま。「—な洗練されたセンス」
とかいといぬども【都会と犬ども】
《原題、(スペイン)La ciudad y los perros》バルガス=リョサの長編小説1963年刊。少年時代を寄宿学校で過ごした作者自身の体験をもとに、士官学校の苛酷な生活を描く。スペイン...
とかいとでんえん【都会と田園】
野口雨情の詩集。大正8年(1919)刊行。
とかいのゆううつ【都会の憂鬱】
佐藤春夫による小説。大正11年(1922)、「婦人公論」誌に連載。翌年単行本刊行。「田園の憂鬱」の続編に当たる。
とかい‐びょう【都会病】
1 騒音・大気汚染、人間関係などのために、大都会で生活する人に起こりがちな健康障害。 2 地方に住む人が、しきりに都会にあこがれる傾向。
とかい‐ぶね【渡海船】
江戸時代に、大坂を中心に瀬戸内海諸港間の貨客輸送にあたった小型廻船。大坂・丸亀間の金毘羅船(こんぴらぶね)、大坂・北九州間の小倉船(こくらぶね)など。
と‐かえり【十返り】
1 10回繰り返すこと。じっぺん。「年も六つを—の」〈浄・盛衰記〉 2 《100年に一度という松の開花を10回くりかえす意から》長い年月。「—の霜には朽ちず」〈浄・女護島〉
とかえり‐の‐はな【十返りの花】
松の花。祝賀の意に用いる。とかえりばな。「—を今日より松が枝にちぎるも久しよろづ代の春」〈新後拾遺・慶賀〉
と‐かき【斗掻き/概】
枡(ます)で穀類などを量るとき、盛り上がった部分を平らにならすのに使う短い棒。ますかき。かいならし。
とかき‐ぼし【斗掻き星】
二十八宿の一、奎宿(けいしゅく)の和名。→奎(けい)