おぼろ‐おぼろ【朧朧】
[副]ぼうっとかすんでいるさま。ぼんやり。「過ぎ去ッた事は山媛(やまひめ)の霞に籠(こも)ッて—、とんと判らぬ事而已(のみ)」〈二葉亭・浮雲〉
おぼ‐ろ【朧】
[名] 1 タイ・ヒラメ・エビなどの肉をすりつぶして味を付け、いり煮にした食品。そぼろ。 2 「朧昆布」「朧豆腐」「朧饅頭(まんじゅう)」などの略。
[形動][文][ナリ] 1 ぼんやりとか...
オキシカルボン‐さん【オキシカルボン酸】
《oxycarboxylic acid》ヒドロキシカルボン酸のこと。1分子中に水酸基とカルボキシル基をもつ化合物。オキシ酸。
沖(おき)を越(こ)・える
《海辺の「辺」を「へた」と読むことから「下手」にかけ、海辺の反対の「沖」を上手(じょうず)の意にとって》技芸などがすぐれた境地に達する。沖を漕(こ)ぐ。〈俚言集覧〉
オランダ‐びょう【オランダ病】
天然資源の輸出拡大が国内製造業を衰退させる現象。外貨収入が急増し、一時的に好況を呈するが、自国通貨の高騰や労働者賃金の上昇を招き、製造業の国際競争力が低下。経済が悪化し、失業率が高まる。1970...
おうごん‐どうろ【黄金道路】
北海道を走る国道336号線の、襟裳岬から広尾町へ至る区間の呼び名。昭和9年(1934)開通。建設に莫大な費用がかかったことからついた名称。
おうぎ‐ばしょう【扇芭蕉】
ゴクラクチョウカ科の常緑高木。高さ10〜30メートル。葉は幹の先から左右2列に並んで出て、扇形になる。マダガスカル島の原産で、湿地に生え、葉鞘(ようしょう)にたまる水を旅行者が利用したことから、...
おうりつ‐てんじかん【王立展示館】
《Royal Exhibition Building》オーストラリア、ビクトリア州の州都メルボルンの市街北東部のカールトン庭園にある建物。1880年、メルボルン万国博覧会の展示施設として建造。同...
おうりつ‐こくさいもんだいけんきゅうじょ【王立国際問題研究所】
国際情勢に関する情報交換・分析を専門とする英国の政策研究機関。非政府・非営利組織。1920年創設。機関紙『インターナショナル・アフェアーズ』、雑誌『ワールド・トゥディー』を発行。チャタムハウス。...
オー‐いちいちいち【O111】
病原性大腸菌(腸管出血性大腸菌)の一種。強い毒性をもつ。加熱が不十分な食べ物から感染し、はげしい腹痛、下痢、血便がみられ、HUS(溶血性尿毒症症候群)などの合併症を引き起こす場合もある。感染者の...