痛(いた)し痒(かゆ)し
《かけば痛いし、かかないとかゆい意から》二つの方法のどちらをとってもぐあいが悪く、どうしたらよいか迷う。また、ぐあいのよい面もあれば悪い面もあって、困る。
いたず・く【労く】
[動カ四]《平安時代は「いたつく」とも》 1 あれこれと心をくだく。努める。「とかうものすることなど、—・く人多くてみなし果てつ」〈かげろふ・上〉 2 世話をする。いたわる。「かくてねむごろに—...
いた‐のり【板海苔】
生ノリを刻んで簀(す)の上に並べた木枠に流し込み、乾燥させたもの。ごく薄い板状になることから。
イタリアむぎのぼうし【イタリア麦の帽子】
《(フランス)Un chapeau de paille d'Italie》フランスの映画。1928年作。監督はクレール。ある女物の麦藁帽子を馬車馬が食べてしまったことから巻き起こる騒動を描く喜劇。
いち‐おく【一億】
一万の一万倍。 [補説]かつて、日本の総人口が一億人であったことから、「一億総中流化」など「全国民」の意で用いられた。
一(いち)か八(ばち)か
結果はどうなろうと、運を天に任せてやってみること。のるかそるか。「よし、—勝負してみよう」 [補説]ばくちの用語で、「一か罰か」でさいころの目に一が出るかしくじるかの意とか、「丁か半か」の「丁」...
いち‐がん【一丸】
心を一つにしたひとかたまり。「全員—となって難局を切り抜ける」
いち‐ぐん【一群】
一つのむれ。ひとかたまり。ひとむれ。「草原を行く羊の—」
いち‐だ【一朶】
1 花のひと枝。また、一輪の花。「—の桜」「—の白百合(しらゆり)」 2 ひと群れ。ひとかたまり。「—の雲」
いちはら‐とらのお【市原虎の尾】
桜の一品種。命名は、短い花柄が花軸に密集して付いて開花するさまが虎の尾のように見えることから。