うさぎとかめ【兎と亀】
「イソップ物語」にみえる寓話(ぐうわ)の一。ウサギとカメが山のふもとまで競走をするが、足の速さに自信のあるウサギは途中で居眠りをしてしまい、着実に歩を進めたカメに敗れる。
兎(うさぎ)の逆立(さかだ)ち
耳が痛い、弱点を突かれてつらいの意をしゃれていう語。ウサギが逆立ちをすると、長い耳が地面に当たって痛いだろうということから。
うしなわれた‐じゅうねん【失われた十年】
特定の国や地域の経済が10年程度の長期にわたって停滞した、その期間。特に日本では、バブル経済が崩壊した平成4年(1992)前後から平成14年(2002)前後までをさす。日本はその後の景気回復も顕...
うす‐だま【臼玉】
古墳時代の祭祀(さいし)用の玉。まれに装身用とみられるものもある。厚さ2〜3ミリ、径5ミリ前後。形が茶臼に似ていることからの命名。
うす‐やみ【薄闇】
何とかものの形などがわかる程度の暗さ。
うた‐がま・し【歌がまし】
[形シク]ひとかどの歌らしい。「さすがに—・しう、われはと思へるさまに最初(さいそ)によみ侍らむ」〈枕・九九〉
うた‐くず【歌屑】
へたな和歌。「古今集の中の—とかや言ひ伝へたれど」〈徒然・一四〉
うだ‐きんごぼう【宇陀金牛蒡】
ゴボウの一品種。やわらかく、香りがよい。奈良県宇陀市で古くから栽培され、大和野菜に認定されている。 [補説]雲母を多く含む土壌で栽培され、表面についた雲母が光ることから、縁起物とされる。
梲(うだつ)が上(あ)がら◦ない
地位・生活などがよくならない。ぱっとしない。 [補説]梲2を設けたのが物持ちの家だったからとも、「梲が上がる」が棟上げをする意の大工言葉から転じて志を得る意となったことからともいう。
うち‐かえし【打(ち)返し】
[名] 1 古綿を打ち直すこと。また、その綿。「—の綿入れ」 2 劇場の舞台の背景の板を裏返して別の背景にすること。 3 建築で、左右または上下が対称なこと。うってがえし。
[副] 1 同じ...