ときわ‐がき【常磐柿】
カキノキ科の常緑高木。幹は黒く、雌雄異株。7月上旬に花が咲き、11月下旬に直径1.5センチほどの実が黄色く熟する。
ときわ‐ぎ【常磐木】
松や杉などのように、年じゅう葉が緑色の木。常緑樹。
ときわ‐ぎょりゅう【常磐御柳】
モクマオウ科の常緑高木。枝の節にうろこ状の小さい葉が輪生。初夏、雄花穂をつける。オーストラリアの原産で、並木・防風林として暖地に植えられる。
ときわ‐ぐさ【常磐草】
1 松の別名。 2 カンアオイの別名。
とき‐わ・ける【説(き)分ける】
[動カ下一][文]ときわ・く[カ下二]順序だててよくわかるように説明する。「細部にわたって—・ける」
ときわ‐こうえん【常磐公園】
⇒偕楽園(かいらくえん)
ときわ‐さんざし【常磐山樝子】
バラ科の常緑低木。枝にとげがあり、葉はやや幅広く縁に小さなぎざぎざがある。5、6月ごろに白い花が咲き、10、11月ごろに丸い実が多数房状について濃赤色に熟す。ヨーロッパ南部の原産。
ときわ‐じんじゃ【常磐神社】
茨城県水戸市にある神社。祭神は徳川光圀(とくがわみつくに)・徳川斉昭(とくがわなりあき)。明治7年(1874)現在地に造営。
ときわず【常磐津】
常磐津節の家の名。 「常磐津節」の略。
ときわず‐ぶし【常磐津節】
浄瑠璃の流派の一。延享4年(1747)常磐津文字太夫が創始。江戸で歌舞伎舞踊の伴奏音楽として発展した。時代物にすぐれ、曲風は義太夫節に近い。