ときあけ‐もの【解(き)明け物】
綿入れの中綿を抜き取って袷(あわせ)や単(ひとえ)に仕立て直した着物。綿貫(わたぬき)。引解(ひきとき)。ときあけ。
とき‐あらい【解(き)洗い】
着物をほどいて洗うこと。また、洗い張りをすること。⇔丸洗い。
とき‐いろ【鴇色】
トキの羽のような色。うすもも色。淡紅色。
時(とき)移(うつ)り事(こと)去(さ)・る
《陳鴻「長恨歌伝」から》歳月とともにさまざまなものが変化してゆく。「さるほどに—・って、世の変はりゆく有様は」〈平家・二〉
ときえだ‐もとき【時枝誠記】
[1900〜1967]国語学者。東京の生まれ。ソシュールの言語理論を批判し独自の言語観に基づき、言語過程説を唱え、国語学の分野に新しい展開をもたらした。著「国語学原論」「国語学史」「日本文法口語...
とき‐おこ・す【説(き)起(こ)す】
[動サ五(四)]説明を始める。「基本から—・す」
とき‐およ・ぶ【説(き)及ぶ】
[動バ五(四)]そのことにまで広げて説明する。「過去の例にまで—・ぶ」
とき‐おり【時折】
[副]ときどき。ときたま。「—薄日がもれる」
とき‐か・う【解き交ふ/解き替ふ】
[動ハ下二] 1 男女が相手の帯・ひもなどを解き合って共に寝る。解きかわす。「倭文幡(しつはた)の帯—・へて廬屋(ふせや)立て妻問ひしけむ」〈万・四三一〉 2 互いに相手のひもなどを解き、形見と...
とき‐かた【解(き)方】
問題を解く方法。答えの出し方。解法。