たこ‐の‐まくら【蛸の枕/海燕】
タコノマクラ科のウニ。体は楕円形で平たく、長径12センチくらい。褐色で背面に五つの花びら状の模様があり、とげはごく短い。本州中部以南の浅海の砂泥底にすむ。
た‐うこぎ【田五加木】
キク科の一年草。田のあぜや湿地に生え、高さ0.5〜1メートル。秋、黄色い花をつける。実に逆向きのとげをもつ。ひっつき。《季 秋》「溝川に—の花暮れにけり/麦人」
たかさ‐ゲージ【高さゲージ】
機械加工の際に、工作物の高さの測定や罫書(けが)きに用いる測定器。ハイトゲージ。
だいちのうた【大地の歌】
《原題、(ドイツ)Das Lied von der Erde》マーラーの独唱付き交響曲。1909年作曲。テノールとアルト(またはバリトン)を伴う。歌詞はハンス=ベートゲが中国唐代の詩人、李白・孟...
たちばな‐もどき【橘擬】
バラ科の常緑低木。枝にはとげがあり、長楕円形の葉を密につける。初夏、黄白色の花が密生して咲き、実は平たい球形で橙黄色に熟す。中国の原産。庭木や生け垣などにする。ピラカンサ。ほそばのときわさんざし。
そで‐がらみ【袖搦み】
江戸時代、罪人などを捕らえるのに用いた三つ道具の一。長い柄の先にたくさんの鉄のとげをつけ、犯人の袖などに絡ませて引き倒した。錑(もじり)。狼牙棒(ろうげぼう)。→刺股(さすまた) →突棒(つくぼう)
ソナタ【(イタリア)sonata】
独奏曲または室内楽曲の形式の一。その内容は時代によって大きく異なるが、バロック期には緩‐急‐緩‐急の4楽章構成の教会ソナタ(ソナタ‐ダ‐キエザ)と、種々の舞曲を連ねた室内ソナタ(ソナタ‐ダ‐カメ...
たい‐せい【大成】
[名](スル) 1 長時間を費やして、仕事や研究などを完全にしとげること。「事業を—する」「近代医学の—者」 2 業績を成し遂げてすぐれた人になること。「学者として—する」 3 多くの資料などを...
たちばな【橘】
1 ミカン科の常緑小高木。枝にとげをもち、葉は小さい。6月ごろ、白い5弁花を開く。実は小さく、黄熟しても酸味が強く苦みもあり食用にはしない。日本たちばな。《季 実=秋 花=夏》「青き葉の添ふ—の...
た・つ【立つ】
[動タ五(四)] 1 ある場所にまっすぐ縦になっている。 ㋐足を伸ばしてからだを縦に支える。「通路に—・つ」 ㋑草や木が地に生える。「街路樹が—・つ」 ㋒長いものや高大なものが直立して位置する...