と‐たい【屠体】
屠殺された動物の体。
とたい‐きゅうじ【屠体給餌】
動物園などで飼育している肉食動物に、えさとして、屠殺した家畜や野生動物を、毛皮や骨などが付いたままの状態で与えること。
とたて‐ぐも【戸閉蜘蛛】
トタテグモ科およびカネコトタテグモ科などの原始的なクモの総称。体長10〜18ミリ、赤褐色から黒色。地中または大木の樹皮や岩の上に巣を作り、入り口に扉をつける。
と‐たん【途端】
あることが行われた、その瞬間。そのすぐあと。多く副詞的に用い、「に」を伴うこともある。「よそ見をした—転んだ」「飲むと—に人が変わる」
と‐たん【塗炭】
泥にまみれ火に焼かれること。転じて、ひどい苦痛。きわめて辛い境遇。「アゼン国の兄弟を、—の中に救わんと」〈竜渓・経国美談〉
トタン
《(ポルトガル)tutanaga(亜鉛の意)からか》「トタン板」に同じ。
トタン‐いた【トタン板】
薄い鋼板に亜鉛めっきをして耐食性をもたせたもの。屋根板などに用いる。亜鉛鉄板。トタン。
とたん‐おち【途端落ち】
落語の落ちの一。終わりの一言で話全体の結びがつくもの。
塗炭(とたん)の苦(くる)しみ
泥や火の中にいるような、ひどい苦しみ。「—をなめる」