こころ‐まち【心待ち】
[名](スル)心中で待ち望むこと。「—にしたデートの日」「合格の吉報を—する」
こころ‐ばえ【心延え】
《「ばえ」は心の働きを外部に及ぼすことの意》 1 心の状態。心の持ち方。気だて。「—の優しい人」 2 思いやり。配慮。「そのほどの—はしも、ねんごろなるやうなりけり」〈かげろふ・上〉 3 おもむ...
こころ‐みだれ【心乱れ】
心の平静を失うこと。思慮分別を失うこと。「わづらふとのみ聞きわたるは、かやうの—にこそありけれ」〈夜の寝覚・一〉
こころ‐さんよう【心算用】
心の中で見積もりを立てること。胸算用。「毎日—して、諸事に付きて利を得ることの少なき世なれば」〈浮・胸算用・五〉
コサイン‐ごさ【コサイン誤差】
被写体にピントを合わせた後、カメラの向きを変えて再フレーミングした時に生じるピントの誤差。比較的近距離で大口径レンズを開放絞りに近い状態で撮影する際などに顕著になる。
ご‐ざ【後座】
1 後ろの座席。 2 説教・浄瑠璃・落語・講談などの興行で、あとのほうに出演すること。また、その人。真打ち。⇔前座。 3 正式の茶事の後半部分。中立ちのあと、濃い茶・薄茶を点(た)てる、改まった...
こころ‐の‐あき【心の秋】
1 心に飽きがくること、人に飽きられることの「飽き」を「秋」に掛けていう。「しぐれつつもみづるよりも言の葉の—にあふぞわびしき」〈古今・恋五〉 2 寂しく哀れに感じること。「いつまでのはかなき人...
こころ‐おごり【心驕り】
うぬぼれること。思い上がり。慢心。「わが身かばかりにてなどか思ふことかなはざらむ、とのみ—をするに」〈源・若菜上〉
こさく‐そうぎ【小作争議】
小作人と地主との間に、小作料・耕作権などについて起こる紛争。大正から昭和初期にかけて激増した。
ご‐こう【五香】
1 密教で、修法のときなどに用いる5種の香。内容は場合により異なり、栴檀(せんだん)香・沈香・丁子(ちょうじ)香・鬱金(うこん)香・竜脳香などが主。 2 仏語。最高の悟りを開いた人が見ることので...