トムソン‐こうか【トムソン効果】
導体の両端を異なる温度に保って電流を流すと、ジュール熱のほかに、熱の吸収または発生を生じる現象。電流の向きを逆にすると、吸収と発生の関係も逆になる。1851年、W=トムソン(ケルビン)が発見。
トムソン‐さんらん【トムソン散乱】
電子などの荷電粒子による低エネルギーの電磁波の散乱。粒子の静止質量に対して電磁波のエネルギーが十分に小さい場合、散乱の前後で電磁波のエネルギーは変化しない。高エネルギーの電磁波の場合はコンプトン...
トムソン‐ロイター【Thomson Reuters】
米国の情報サービス企業。2008年に、英国の通信社ロイターをカナダのトムソンが買収して発足。金融情報などを提供する。
トムソーヤーのぼうけん【トムソーヤーの冒険】
《原題The Adventures of Tom Sawyer》マーク=トウェーンの長編小説。1876年刊。ミシシッピ川流域の小さな町を舞台に、腕白少年トムが親友ハックルベリー=フィンとともに繰...
トム‐トム【tom-tom】
《「タムタム」とも》円筒形の胴をもつ音律不定の太鼓。1920年代からジャズなどで用いられ、現在ではドラムセットの重要な構成要素。
とむ‐な・い
[連語]《連語「ともない」の音変化》動詞、および動詞型活用の助動詞に付く。…したくもない。「もはや責め—・い」〈続狂言記・朝比奈〉
と‐むね【と胸】
驚いてどきどきする胸。「はっと—の気をしづめ」〈浄・嫩軍記〉
と胸(むね)を衝(つ)・く
どきっとする。「無愛想に放つ一言、—・いて驚く女房」〈露伴・五重塔〉 [補説]「と胸をつつく」とするのは誤り。
トム‐ヤム‐クン【(タイ)tom yam kung】
酸味と辛味のきいたタイの代表的なスープ。具にエビ・魚・野菜・キノコなどをたっぷり用いる。
と‐むら【十村】
江戸時代、加賀藩に置かれた、10か村ないし数十か村を単位に設定された地方(じかた)支配の組織。また、その長。他藩の大庄屋にあたる。