どぶ【溝】
雨水・汚水などが流れるみぞ。
どぶいけ【丼池】
大阪市中央区南船場にあった池。明治7年(1874)に埋められた。池に面していた丼池筋には第二次大戦前は家具問屋、戦後は繊維問屋が密集。旧名、芦間池(あしまいけ)。
どぶ‐いた【溝板】
1 どぶをおおう板。 2 「溝板政治」「溝板選挙」の略。
どぶいた‐せいじ【溝板政治】
《どぶ板のあるような細い路地にも気を配ることから》庶民の暮らしに密着した政治。地域住民の声に耳をかたむける政治。
どぶいた‐せんきょ【溝板選挙】
《どぶ板のあるような細い路地を一軒ずつ訪ねて回ることから》選挙区内をこまめに回り、有権者の一人一人に訴えかける選挙運動。
どぶかっちり【丼礑】
狂言。座頭が師の勾当(こうとう)を背負い、川を渡ろうとすると、通りがかりの者が座頭の背に乗って渡り、いたずらを続ける。
どぶ‐がわ【溝川】
《「どぶかわ」とも》雨水・汚水などが流れる小さな川。また、どぶのように汚い川。
どぶ‐がい【溝貝/土負貝】
イシガイ科の二枚貝。池沼の泥底にすむ。貝殻は薄く、球卵形でよく膨らみ、殻長8センチくらい。殻表は黒褐色で滑らか、内面は真珠色。えらにタナゴが産卵する。ぬまがい。
ど‐ぶくりょう【土茯苓】
サルトリイバラの根茎。漢方で排膿(はいのう)・利尿・駆梅薬などに用いる。
どぶ‐さらい【溝浚い】
どぶにたまった汚泥を取り除くこと。どぶ掃除。