匹夫(ひっぷ)も志(こころざし)を奪(うば)うべからず
《「論語」子罕(しかん)から》どんなにいやしい者でも、しっかりした志を持っていれば、だれもその志を変えさせることはできない。人の志は尊重すべきであるということ。→三軍も帥を奪うべきなり匹夫も志を...
番茶(ばんちゃ)も出花(でばな)
番茶でも入れたては香りが高くておいしい。どんな女性でも娘盛りは美しいものであるというたとえ。「鬼も十八、—」
白鷺(はくろ)は塵土(じんど)の穢(けが)れを禁(きん)ぜず
白鷺は汚れた土の上に立っても汚れることがないので汚れを気に掛けない。潔白なものはどんな境遇に置かれても、その本質は変わらないことのたとえ。
ま‐ちが・う【間違う】
[動ワ五(ハ四)] 1 あるべき状態や結果と異なる。違う。「—・った考え方」「この手紙は住所が—・っている」 2 「間違える1」に同じ。「勘定を—・う」「一人が—・うと全体に影響する」 3 「...
何(なん)としてでも
あらゆる手段を尽くしてでも。どんなことをしてでも。「—やりとげたい」
山(やま)高(たか)きが故(ゆえ)に貴(たっと)からず
《「実語教」の「山高きが故に貴からず、樹あるを以(もっ)て貴しと為す」から》どんなに外観がりっぱであっても、内容が伴わなければすぐれているとはいえない。物事は見かけだけで判断するなというたとえ。
槍(やり)が降(ふ)っても
どんな困難があっても。また、風雨をいとわないさまにいう。「—行く」
痩(や)せても枯(か)れても
どんなに落ちぶれようとも。いかに衰えても。「—他人から施しは受けない」
指(ゆび)汚(きたな)しとて切(き)られもせず
指が汚いからといって、切るわけにはいかない。肉親の者はどんな悪人でも、簡単に捨てられないというたとえ。
ユーティリティー‐プレーヤー【utility player】
野球・サッカーなどのチームスポーツで、複数のポジションをこなせる選手。また一般に、どんな役割でもこなせる人。