な‐ぞ【何ぞ】
《「なにぞ」の音変化》 [副]《古くは「なそ」》どうして。なぜ。「—かう暑きにこの格子はおろされたる」〈源・空蝉〉 [連語] 1 何であるか。なにごとか。「こは—。あなもの狂ほしの物怖ぢや」...
何(なに)をおいても
どんな物事にも優先させて。まず第一に。何はさておき。「生きていくには—食糧を確保しなければならない」
無(な)くて七癖(ななくせ)
どんな人でも多少は癖があるものだということ。「—有って四十八癖(しじゅうはっくせ)」
どれ‐ほど【何れ程】
1 数量・程度などについての疑問を表す。どのくらい。いかほど。「被害の程度は—ですか」 2 限度がわからないほど多い量。また、程度の大きさ。どんなにたくさん。多く副詞的に用いる。「—がんばっても...
痘痕(あばた)も靨(えくぼ)
恋する者の目には、相手のあばたでもえくぼのように見える。ひいき目で見れば、どんな欠点でも長所に見えるということのたとえ。