おそ・る【恐る/怖る/畏る/懼る】
[動ラ上二]「恐れる」に同じ。「善根には微少なる広説せば、ないし後世の苦果を見ず—・りじ」〈東大寺本地蔵十輪経元慶七年点〉
[動ラ四]「恐れる」に同じ。「若(も)し疾疫の鬼魅(きみ)身に著く...
おうしゅく‐ばい【鶯宿梅】
1 村上天皇の時、清涼殿前の梅が枯れたので紀貫之(きのつらゆき)の娘紀内侍(きのないし)の家の梅を移し植えたところ、枝に「勅(ちょく)なればいともかしこしうぐひすの宿はと問はばいかが答へむ」とい...
エンペラー‐ペンギン【emperor penguin】
ペンギン科の鳥。ペンギン類では最大で、立ち上がると高さ1メートル以上ある。頭・背・尾が黒ないし灰青色、腹が白く、くびの一部が黄色。南極大陸に分布。冬、雄が卵を足の上にのせて2か月間温め続ける。皇...
うち‐しょく【内食】
[名](スル)《「ないしょく」とも》家庭で食材を料理して食事を食べること。また、その食事。→中食(なかしょく) →外食
うすば‐きちょう【薄翅黄蝶】
アゲハチョウ科のチョウ。翅(はね)は開張5〜6センチ、黄色ないし淡黄色で淡黒色の斑紋が散在、後ろ翅に橙赤(とうせき)色の紋がある。幼虫はコマクサを食べ、成虫になるまで足かけ3年を要する。北海道の...
おぼろづくよ【朧月夜】
源氏物語の中の「花の宴」「賢木(さかき)」の巻に登場する人物。二条太政大臣の娘で、弘徽殿(こきでん)太后の妹。朱雀院の御匣殿(みくしげどの)。のち、尚侍(ないしのかみ)。
アンチロック‐ブレーキシステム【anti-lock brake system】
自動車が急ブレーキをかけたとき、ロックを起こした車輪のブレーキの油圧を機械的ないしは電子的に調節し、安全に止まれるようにした装置。ABS。
い‐おん【異音】
1 《allophone》構造言語学の音韻論で、同一音素の変異形のうち、位置ないし条件によって変異するもの。例えば、英語で keep[kiːp]とcool[kuːl]の二つの[k]は調音点を少し...
あみ‐たけ【網茸】
ヌメリイグチ科のキノコ。夏から秋、松林に群生。高さ4〜6センチ。傘は赤褐色ないし黄褐色で、裏には浅い大小ふぞろいの穴が多数あって網目のように見える。食用。
いしばい‐の‐だん【石灰の壇】
清涼殿の東庇(ひがしびさし)の南端にあり、土を盛り上げ、石灰で塗り固めて板敷きと同じ高さにしてあった壇。天皇が毎朝、伊勢神宮と内侍所(ないしどころ)を拝した所。石灰の間(ま)。