なりう‐みさき【成生岬】
《「なりゅうざき」とも》京都府北東部、大浦半島北端に突出した岬。若狭(わかさ)湾に面した断崖で、岬の突端に灯台がある。東方約1キロメートルの位置に浮かぶ毛島は、周囲約4キロメートルで京都府最大の...
なり‐おお・せる【成り果せる】
[動サ下一][文]なりおほ・す[サ下二]そのものになりきる。なりすます。「学生らしく—・せた」
なり‐おと・る【成り劣る】
[動ラ四]昇進が遅れる。「叔父にて甥に—・るやうやはある」〈落窪・四〉
なり‐か【成箇】
⇒取箇(とりか)
なり‐かえ・る【成り返る】
[動ラ四] 1 もとのようになる。もとどおりになる。「今めかしくも—・る御有様かな」〈源・若菜上〉 2 裏返る。ひっくり返る。「さを鹿のしがらみふする秋萩は下葉や上に—・るらむ」〈拾遺・雑下〉 ...
なり‐かか・る【鳴(り)掛(か)る】
[動ラ五(四)] 1 鳴りそうになる。また、ちょっと鳴ってやむ。「電話のベルが—・る」 2 声を立てて騒ぐ。「知る知らぬ多くの僧ども—・り加持参るほどに」〈栄花・衣の珠〉
なりか‐ごうちょう【成箇郷帳】
⇒郷帳(ごうちょう)
なり‐かたち【形姿/形貌】
すがたかたち。身なり。
なり‐かつよう【ナリ活用】
文語形容動詞の活用形式の一。「静かなり」「丁寧なり」などのように、終止形の語尾が「なり」の形をとるもの。元来、「静かに」「丁寧に」などの形が動詞「あり」に結びついた「静かにあり」「丁寧にあり」の...
なり‐かぶら【鳴り鏑】
⇒鏑矢(かぶらや)