なん‐せ【何せ】
[副]《「なにせ」の音変化》なんといっても。なにしろ。「—資金がない」
なん‐せい【南西】
南と西との間の方角。西南。
なん‐せい【南征】
南方に行くこと。南方の敵を征伐すること。
なん‐せい【南斉】
中国の国名。南北朝時代の南朝の第2王朝。479年、蕭道成(しょうどうせい)が宋の順帝の禅譲を得て建国。都は建康。502年、蕭衍(しょうえん)(梁の武帝)に滅ぼされた。斉。
なん‐せい【軟性】
やわらかな性質。柔軟な性質。⇔硬性。
なんせい‐けんぽう【軟性憲法】
特別の改正手続きによらず、通常の法律と同じ手続きで改正できる憲法。→硬性憲法
なんせい‐げかん【軟性下疳】
性病の一。ジュクレー連鎖桿菌(かんきん)の感染によって起こる。感染後2、3日して陰部に米粒ほどの膿疱(のうほう)性の発疹(ほっしん)ができ、潰瘍(かいよう)となって痛む。2、3週間で治癒する。
なんせいしょ【南斉書】
中国の二十四史の一。南斉の正史で、梁(りょう)の蕭子顕(しょうしけん)撰。もとは60巻だが唐代に1巻を逸し、現存するのは本紀8巻、志11巻、列伝40巻の全59巻。
なんせい‐しょとう【南西諸島】
九州南端から台湾へ連なる列島の総称。鹿児島県の大隅・吐噶喇(とから)・奄美、沖縄県の沖縄・先島(さきしま)の各諸島からなり、太平洋と東シナ海を分ける。
なんせいしょとう‐かいこう【南西諸島海溝】
南西諸島の東側に沿い、台湾東沖まで延びる海溝。最深部7460メートル。琉球海溝。