ない‐けん【内見】
[名](スル) 1 内々に見ること。内覧。「委員会の報告を—する」 2 《「内部見学」の略》建物の内部を実際に見ること。多く、不動産の売買・賃貸契約の際に行うものをいう。内覧。 3 ⇒ないみ(内見)
ない‐けん【内検】
1 内々で取り調べること。下検分。 2 中世、風水害や虫害などで農作物が不作のとき、臨時に行った検注。
ない‐げ【内外】
[名](スル) 1 内と外。ないがい。「造り道十余町を見下して—に鳥居を立てたり」〈盛衰記・三三〉 2 奥向きと表向き。「—につけたる執権の臣とぞみえし」〈平家・一〉 3 朝廷や貴人の家などに出...
ないげ‐くう【内外宮】
伊勢神宮の内宮と外宮。
ないげ‐てん【内外典】
《「ないげでん」とも》内典と外典。仏教とそれ以外の典籍。
ない‐げんかん【内玄関】
⇒うちげんかん
ない‐げんご【内言語】
声や文字となって外に現れない言語。思考や黙読などを言語活動の内面化したものとして説明した言い方。内語。
ない‐こ【内顧】
国・家などの内をかえりみること。「国内に威福の行われて—の患なかりしこと」〈福沢・文明論之概略〉
ない‐こう【内向】
[名](スル)心のはたらきが自分の内部に向かうこと。「—しがちな性格」「—的な人」⇔外向。
ない‐こう【内考】
律令制で、内位の人についての勤務評定。→外考(げこう)