ロコ‐がい【ロコ貝】
《ロコ(loco)はチリでの俗称》アッキガイ科の巻き貝。貝殻は平たい楕円形で、殻口が大きくアワビに似る。チリからペルーにかけての沿岸部にすみ、食用とされる。あわびもどき。
ロシア‐アバンギャルド
《Russkiy avangard》1910年代から1930年代初頭にかけて、ロシア帝国およびソビエト連邦で展開された前衛芸術運動。文学ではマヤコフスキー、フレーブニコフ、シクロフスキー、ハルム...
ロシア‐フォルマリズム【(ロシア)Russkiy formalizm】
1910年代から1920年代末にかけて、ロシアの文学研究者や言語研究者によって推進された文学・芸術運動。文学作品の自律性を強調し、言語表現の方法と構造の面から文学作品を解明することを目指した。構...
ロシア‐れんぽう【ロシア連邦】
中央ロシア丘陵あたりからシベリアにかけてユーラシア北部を占める連邦国。首都モスクワ。住民はスラブ系ロシア人を主とするが多くの少数民族を含み、共和国、自治管区などさまざまな構成主体からなる連邦形式...
ロシュ‐じょう【ロシュ城】
《Château de Loches》フランス中西部、アンドル‐エ‐ロアール県、ロアール川の支流アンドル川に臨む町ロシュの旧市街にある城。11世紀から15世紀にかけて建造。百年戦争の際、ジャンヌ...
ロス‐ハウス【Rothe House】
アイルランド南東部、キルケニー州の都市キルケニーにあるチューダー朝様式の館。裕福な商人で大地主だったジョン=ロスにより16世紀末から17世紀初頭にかけて建造。キルケニー考古学協会の本部が置かれている。
ロゼッタ【Rosetta】
エジプト北部、ナイル川河口のデルタ地帯にある都市。エジプト名ラシード。アレクサンドリアの東約65キロメートルに位置する。16世紀から19世紀にかけてエジプト最大の港として栄えた。18世紀末にロ...
ろっこう‐さんち【六甲山地】
兵庫県南東部、神戸市市街地の背後に東西に広がる山地。西の須磨・塩屋海岸から東の武庫(むこ)川西岸の宝塚にかけて東西30キロメートル、南北8キロメートルにわたる。最高峰は六甲山で、ほかに摩耶山・再...
ロッジア‐きゅうでん【ロッジア宮殿】
《Palazzo della Loggia》イタリア北部、ロンバルディア州の都市ブレシアにあるルネサンス様式の建物。アンドレア=パラディオ、ヤーコポ=サンソビーニョら3人の建築家の設計で、15世...
ロディニア【Rodinia】
原生代の約10億年前から7億年前にかけて、現在の太平洋の南半球側に存在した超大陸の名称。地球上の大部分が氷床に覆われたスノーボールアース(全球凍結)が起こった時代であり、また、大陸周辺部でエディ...