ハービー‐ベイ【Hervey Bay】
オーストラリア、クイーンズランド州南東部の町。サンシャインコーストの北に位置する。対岸にフレーザー島があり、観光拠点になっている。湾内には冬から春にかけてザトウクジラが集まり、ホエールウオッチン...
はいきょうしゃユリアヌス【背教者ユリアヌス】
辻邦生の長編歴史小説。ローマ皇帝ユリアヌスの生涯を描く。昭和44年(1969)から昭和47年(1972)にかけて「海」誌に連載。
はいかいし【俳諧師】
高浜虚子の長編小説。明治41年(1908)2月から9月にかけて国民新聞に連載された自伝的青春小説。単行本は明治42年(1909)刊行。
は‐あり【羽蟻】
アリ・シロアリ類で、初夏から盛夏にかけての交尾期に、羽化して巣から飛び立った女王アリと雄アリ。はねあり。《季 夏》「—とぶや富士の裾野の小家より/蕪村」
バーバリ‐シープ【Barbary sheep】
ウシ科の哺乳類。北アフリカの岩石地にすむ野生のヒツジ。肩高約1メートル。大きな角をもち、雄はあごから胸にかけて長毛がある。たてがみひつじ。
の‐れん【暖簾】
《「のんれん」「のうれん」の音変化。もと、禅家で簾(す)のすきまをおおい風よけとする布の帳(とばり)をいった》 1 商家で屋号・店名などをしるし、軒先や店の出入り口にかけておく布。また、それに似...
の‐わき【野分き】
《野の草を風が強く吹き分ける意》秋から冬にかけて吹く暴風。特に、二百十日・二百二十日前後に吹く台風。のわきのかぜ。のわけ。《季 秋》「吹きとばす石は浅間の—かな/芭蕉」 源氏物語第28巻の巻...
バージナル【virginal】
チェンバロの一種。長方形の胴をもち、弦は鍵盤と平行に張られる。15世紀末から18世紀にかけてヨーロッパで愛好された。
バージェス‐けつがん【バージェス頁岩】
《Burgess shale》カナダのロッキー山脈にあるカンブリア紀中期の地層。1910年代から1930年代にかけて無脊椎(せきつい)動物の化石が多数発見された。1970〜1980年代の再研究に...
バージニア‐シティー【Virginia City】
米国ネバダ州西部の町。19世紀後半から20世紀初めにかけて金鉱石の産出でにぎわったが、鉱脈の枯渇により衰退。現在は当時の街並みや坑道、鉱山鉄道を保存し、観光業による復興が進められている。