バート‐メルゲントハイム【Bad Mergentheim】
ドイツ中南部、バーデン‐ビュルテンベルク州の町。13世紀にドイツ騎士団の居留地が置かれ、16世紀から19世紀にかけて本拠地となった。現在残っている城館は博物館になっている。1826年に温泉が発見...
バード‐とう【バード島】
《Bird Island》セイシェル共和国の島。セイシェル諸島北部、首都ビクトリアがあるマヘ島の北約100キロメートルに位置する。セグロアジサシの一大繁殖地で、4月から10月にかけて数百万羽もの...
バーダーミ【Badami】
インド南部、カルナータカ州の都市。デカン高原南部、西ガーツ山脈の東麓に位置する。6世紀から8世紀にかけて、前期チャールキヤ朝の都として栄えた。市街南部に岩山を刳(く)りぬいて造られた、ヒンズー教...
ねつてき‐ていきあつ【熱的低気圧】
周囲に比べて高温になる地域で、局地的に発生する低気圧。春から夏にかけて、晴天で日射しの強い日に地表面が加熱される内陸部などでみられる。ヒートロー。サーマルロー。
ネックチャンド‐ロックガーデン【Nek Chand Rock Garden】
インド北部の都市チャンディガルにある彫刻庭園。1950年代から70年代にかけて、インドの芸術家ネック=チャンド=サイニが都市建設で生じた廃材を用いて、無許可でさまざまなオブジェを制作。のちに市当...
ニブヒ【Nivkhi】
ロシア連邦の極東、アムール川下流域からサハリン(樺太(からふと))にかけて居住する民族。漁労や海獣猟を生業とし、農耕は行わない。かつてはギリヤークと称された。ニブフ。ニクブン。
にほんのなかのちょうせんぶんか【日本の中の朝鮮文化】
金達寿による評論。昭和45年(1970)から平成3年(1991)にかけて全12冊を刊行。日本各地の史跡を歴訪し、古代朝鮮からの渡来人が日本文化に与えた影響を考察する。
にほんのくろいきり【日本の黒い霧】
松本清張によるルポルタージュ。雑誌「文芸春秋」に昭和35年(1960)1月号から12月号まで連載。下山事件、帝銀事件など、戦後の日本で起きた未解決事件の真相を推理する。単行本は昭和35年(196...
ニャック‐ポアン【Neak Pean】
カンボジア北部、アンコールにある仏教寺院の遺跡。かつての人工水域である東バライの北に位置する。12世紀後半から13世紀初頭にかけて、クメール王朝のジャヤバルマン7世により建立。70メートル四方の...
にほんふどうき【日本婦道記】
山本周五郎の歴史小説。江戸時代の武家の女性たちを主人公とする連作短編。昭和17年(1942)から昭和18年(1943)にかけて雑誌「婦人倶楽部」に掲載された作品群で、第17回直木賞に選ばれたが、...