オシイェク【Osijek】
クロアチア北東部、スラボニア地方の都市。同地方の中心都市で、ドラバ川沿いに位置する。古代ローマ時代の要塞都市ムルシアに起源し、16世紀から17世紀にかけてオスマン帝国の支配下に置かれた。旧市街の...
なごり‐の‐ちゃ【名残の茶】
茶の湯で、残り少なくなった前年の古茶の名残を惜しんで、陰暦8月末日から9月にかけて催す茶会。今は、風炉から炉に移る10月中旬より下旬にかけて催す。名残の茶事。
マヤ‐ぞく【マヤ族】
《Maya》メキシコ南東部ユカタン半島からグアテマラ・ホンジュラス・エルサルバドルにかけて居住する民族集団。前4世紀ごろから農業を背景に興隆し、ピラミッド・神殿を建造し、象形文字を用い、天文・暦...
とこ‐なつ【常夏】
1 一年中が夏であること。常に夏のような気候であること。「—の国」 2 セキチクの変種。多くの品種があり、花は濃紅色のほか、白色や絞りなど。名は、春から秋にかけて咲きつづけることに由来。《季...
マウンダー‐きょくしょうき【マウンダー極小期】
17世紀半ばから18世紀初頭にかけて、太陽に黒点がほとんど現れなかった時期。通常、太陽の磁場は北極と南極とで、極性が約11年で周期的に反転していたが、北極と南極が同じ極性になって赤道付近に別の極...
もて‐つ・く【もて付く】
[動カ下二] 1 身に備える。「わが—・けたるをつつみなく言ひたるは」〈枕・一九五〉 2 気にかけてとりつくろう。装う。「装束、有様よりはじめて、目やすく—・けて」〈源・初音〉 3 欠けていると...
かけ‐て【掛けて】
[連語] 1 (「…にかけては」の形で用いる)…に関しては。…については。「早起きに—は彼の右に出る者はいない」 2 (「…から…にかけて」「…から…へかけて」の形で)ある所・時から他の所・時ま...
じゅうにのれんしゅうきょく【十二の練習曲】
《原題、(フランス)12 Études》ショパンのピアノ曲集。作品10(1829年から1832年にかけて作曲)と作品25(1832年から1836年にかけて作曲)の全2集各12曲からなる。作品10...
ボロス【Volos/Βόλος】
ギリシャ中部、テッサリア地方の港湾都市。パガシティコス湾最奥部に位置し、同国第三の商業港がある。テッサリア地方の農産物の集散地であるほか、周辺には工業地帯が広がっている。19世紀末から20世紀前...
カウナス【Kaunas】
リトアニア中央部にある同国第2の都市。ネムナス川とネリス川の合流点に位置する。11世紀以前に創設され、交易の要地として発展。15世紀にハンザ同盟に加わり、17世紀から18世紀にかけてロシアやスウ...