アガトンものがたり【アガトン物語】
《原題、(ドイツ)Geschichte des Agathon》ウィーラントの長編小説。1766年から1767年にかけて発表。ギリシャを舞台に、青年アガトンの精神的成長を描く。ドイツ教養小説の先...
あきこまんだら【晶子曼陀羅】
佐藤春夫の長編小説。昭和29年(1954)3月から6月にかけて「毎日新聞」に連載。同年9月刊行。与謝野晶子の伝記小説。同年、第6回読売文学賞小説賞受賞。
あき‐さば【秋鯖】
秋から冬にかけて、脂がのって美味となったサバ。《季 秋》
あきさめ‐ぜんせん【秋雨前線】
9月中旬から10月中旬にかけて日本の南岸沿いに現れる停滞前線。秋の長雨をもたらす。秋霖(しゅうりん)前線。
あき‐だいこん【秋大根】
晩夏から初秋に種をまき、晩秋から初冬にかけて収穫する大根。品質・収量ともによい。
あき‐の‐きりんそう【秋の麒麟草】
キク科の多年草。日当たりのよい山地に生え、高さ30〜80センチ。葉は細長く、先がとがる。夏の終わりから秋にかけて、黄色の小花が穂状に密生。金花。あわだちそう。
あきのにほん【秋の日本】
《(フランス)Japoneries d'automn》フランスの作家、ピエール=ロチによる文明開化期の日本滞在記。1885年9月から11月にかけて、神戸・横浜・京都・東京などに海軍将校として滞在...
アクセント‐かく【アクセント核】
東京式アクセントにおける、音韻的な音調の下がり目。東京式アクセントでは、それぞれの単語ごとに下がり目の有無と、有る場合の位置が恣意的に決まっている。例えば「カレーラ↓イス」の場合、「ラ」から「イ...
あくまのてまりうた【悪魔の手毬唄】
横溝正史の長編推理小説。昭和32年(1957)から昭和34年(1959)にかけて「宝石」誌で連載。単行本は昭和34年(1959)の刊行。手毬唄の歌詞に添って起きる殺人事件の謎に、名探偵金田一耕助...
アクロン【Akron】
米国オハイオ州北東部の都市。クリーブランドの南約50キロメートル、オハイオエリー運河沿いに位置する。19世紀末から20世紀初頭にかけてタイヤメーカーが相次いで創業し、ゴム工業で発展。近年は合成樹...