イムナイドラ‐しんでん【イムナイドラ神殿】
《Mnajdra》地中海中央部の島国、マルタ共和国にある先史時代の巨石神殿。マルタ島南岸、海を望む丘の上に位置し、約500メートル離れた場所にハジャーイム神殿がある。紀元前3600年から3200...
い・る【煎る/炒る/熬る】
[動ラ五(四)]火にかけて、水気がなくなるまで煮つめる。また、鍋などに入れて火であぶる。「豆を—・る」 [補説]「煎」は火で熱し焦がす、「炒」は鍋などで熱し焦がす、油でいためる、「熬」は焦がす、...
イリュミナシオン【(フランス)Les Illuminations】
ランボーによる詩の作品群。1872年から1874年ごろにかけて書かれた散文詩・自由詩からなる。1875年にベルレーヌに託された原稿群で、1886年ベルレーヌの序文つきで雑誌に掲載されたものが初出。
いる‐さ【入るさ】
《「さ」は接尾語》月などのはいる時、または、はいる方角。いりがた。多くは歌枕「いるさの山」にかけて用いる。「夕月夜—の山の木隠れにほのかにも鳴くほととぎすかな」〈千載・夏〉
イブのうた【イブの歌】
《原題、(フランス)La chanson d'Ève》フォーレの歌曲。全10曲。1906年から1910年にかけて作曲。ベルギーの象徴派詩人バン=レルベルグの詩に基づく。
いわた‐の‐おの【石田小野】
京都市伏見区石田(いしだ)から日野にかけての地。[歌枕]「山科の—のははそ原見つつか君が山路越ゆらむ」〈万・一七三〇〉
いろざんげ【色ざんげ】
宇野千代による長編小説。昭和8年(1933)から昭和10年(1935)にかけて発表。当時同棲していた東郷青児をモデルとした作品。
いまよう‐うた【今様歌】
平安中期から鎌倉時代にかけて流行した、多く七・五調4句からなる新様式の歌謡。和讃(わさん)や雅楽などの影響を受けて起こる。従来の神楽歌・催馬楽(さいばら)・風俗歌などに対していう。
イプスウィッチ【Ipswich】
英国イングランド南東部、サフォーク州の都市。同州の州都。オーウェル川の河口に位置する。グレートブリテン島に渡ってきたアングロサクソン人が築いた町の一つ。1200年にジョン王の許可を受けて以降、中...
イドラ‐とう【イドラ島】
《Hydra/Ύδρα》ギリシャ南部、サロニコス湾とアルゴリコス湾の間に浮かぶ島。アルゴリス半島の沖合約7キロメートルに位置する。主な町は同島北岸のイドラ。18世紀から19世紀にかけて海運で栄え...