アジャンタ【Ajanta】
インド西部、マハラシュトラ州の村。アウランガーバードの北東約100キロメートル、ワゴラー川沿いに位置する。岩山の断崖に、前2世紀から後8世紀ごろにかけてつくられた大小30の石窟群があり、仏教説話...
アジア‐ぞう【アジア象】
象の一種。体高約3メートル、体重約5トン。雌の牙(きば)はごく小さいが、雄のものは3メートルにもなる。インド・スリランカから東南アジアにかけて分布。人になれやすく、運搬などに使う。インド象。→ア...
あさのガスパール【朝のガスパール】
筒井康隆の小説。平成3年(1991)から平成4年(1992)にかけて「朝日新聞」に連載。読者からの投稿を作品に反映させる実験的手法が話題となる。単行本は平成4年(1992)刊。同年、第13回日本...
あすかきょう‐あと【飛鳥京跡】
明日香村(奈良県高市郡)にある飛鳥時代の遺跡。6世紀末から7世紀にかけて歴代の天皇が営んだ宮を中心とする地区で、豊浦宮・小墾田宮・飛鳥岡本宮・飛鳥板蓋宮・飛鳥川辺行宮・飛鳥川原宮・後飛鳥岡本宮・...
あけもどろ【明けもどろ】
霜多正次の長編小説。1960年代の沖縄を描く。昭和44年(1969)から昭和45年(1970)にかけて、「民主文学」誌に連載。単行本は昭和46年(1971)刊。
あげひばり【揚げひばり】
《原題、The Lark Ascending》R=V=ウィリアムズのバイオリンと管弦楽のための作品。「バイオリンと管弦楽のためのロマンス」という副題をもつ。1914年から1920年にかけて作曲。...
あ‐こ【吾子】
《古くは「あご」》 [名]わが子。自分の子。「—の、御宿世(すくせ)にて覚えぬことのあるなり」〈源・須磨〉
[代] 1 二人称の人代名詞。子供や乳母などを親しみを込めて呼ぶ語。おまえ。「—は...
アゲラタム【(ラテン)Ageratum】
キク科の多年草。メキシコ原産で、日本では春まき一年草に用いられる。夏から秋にかけて、青紫色や白色などの小花を多数つける。
あさ【麻】
1 アサ科の一年草。高さ1〜2.5メートル。茎はまっすぐに伸び、葉は手のひら状の複葉で対生。雌雄異株。夏、黄緑色の小花を穂状につけ、秋に実が熟す。中央アジアの原産で、熱帯から温帯にかけて栽培され...
あさくさ‐のり【浅草海苔】
1 ウシケノリ科の紅藻。アマノリ類の代表種。紅紫色で、冬から春にかけて生育する。食用として養殖。名は、江戸初期に浅草あたりの海辺からとれたからという。むらさきのり。 2 生のアマノリを刻み、枠に...