にしき‐ぎ【錦木】
1 ニシキギ科の落葉低木。山野に自生。枝にコルク質の翼が四方につき、葉は楕円形で、秋に紅葉する。5月ごろ、黄緑色の小花が咲き、実は赤く熟す。庭木にされ、枝に翼のないものをコマユミという。ニシキギ...
にしきぎ【錦木】
柳川春葉の小説。明治34年(1901)発表。
にしき‐ぐさ【錦草】
1 紅葉(もみじ)のこと。 2 ニシキソウの別名。
にしきこうじ‐どおり【錦小路通り】
京都市街地を東西に走る道路の呼び名。四条通り北側の小路で、東の新京極から西の壬生川通りに至る。全長約1.9キロ。京の台所とよばれる商店街(錦市場)がある。
にしき‐ごい【錦鯉】
コイの色変わり種をもとに日本で改良された品種。色彩・斑紋はきわめて多様。色鯉。花鯉。変わり鯉。《季 夏》
にしき‐ごろも【錦衣】
シソ科の多年草。山地の木陰に生え、高さ5〜15センチ。葉は倒卵形で、表面は葉脈に沿って紫色になり、裏面全体に紫色を帯びる。初夏、淡紅白色の唇形の花を開く。金紋草(きんもんそう)。
にしき‐そう【錦草】
トウダイグサ科の一年草。畑や道端に生える。茎は赤く、根際から枝分かれして地をはい、切ると白い汁が出る。葉は楕円形で小さく、対生。夏から秋、淡赤紫色の小花が集まって咲く。《季 秋》
にし‐きた【西北】
西と北の中間にあたる方角。せいほく。
にしき‐たまご【錦卵/二色玉子】
ゆでたまごの黄身と白身を分けて裏ごしし、調味してから蒸し型に黄と白の二段に重ね入れ、蒸した料理。
にしき‐づた【錦蔦】
キヅタで、葉に白の斑(ふ)が入ったもの。