えびら【箙】
1 矢を入れる武具。矢を差す方立(ほうだて)とよぶ箱と、矢をよせかける端手(はたて)とよぶ枠からなる。この左右の端手に緒をつけて腰につける。 2 《1に差す矢の数が24本であることから》連句の形...
え‐ふ【絵符/会符】
1 江戸時代、運送の際に特別な便宜をはかるように公卿・武家など特定の者の荷物につけた目印の札。 2 荷札。
えぼし‐かけ【烏帽子掛(け)/烏帽子懸(け)】
1 烏帽子が脱げないように、後部の風口(かざくち)につけて後頭部で結んだり、頂上からかけてあごの下で結んだりする紐(ひも)。武士の折烏帽子では組緒を用い、頂頭(ちょうず)掛けという。 2 烏帽子...
エポレット【(フランス)épaulette】
1 礼装用軍服などの肩につける飾り。肩章。 2 婦人服の肩につける飾り。
えり【襟/衿/領】
1 衣服の首回りの部分。また、そこにつける縁どりの布。 2 首の後ろの部分。首筋。えりくび。 3 上着、下着を重ねて着て、一つに前を合わせること。「三つ—」 4 掛け布団の、首のあたる部分にかけ...
えり‐うら【襟裏】
襟の裏につける布。うらえり。
えり‐かざり【襟飾り】
1 首飾りやブローチなど、洋服の襟元につける装飾品。 2 ネクタイ。「—の横っちょに曲がっているのを注意して」〈漱石・明暗〉
えり‐しょう【襟章】
洋服の襟につける、階級・所属・学年などを示す記章。
エンターテイナー【entertainer】
《「エンタテーナー」とも》人々を楽しませる方法を身につけている人。歌手やコメディアンのような芸能人。
えん‐の‐つな【縁の綱】
1 寺の開帳のとき、本尊を安置してある内陣から本堂前の供養塔まで張る白木綿の綱。これに手を触れれば、本尊に触れたと同じ功徳(くどく)があるという。 2 葬式のとき、棺の前や後ろにつける白布の綱。...